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イギリスの「アナログ停波」告知キャンペーン

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イギリスでは、2008年から2012年にかけて、テレビのアナログ停派が段階的に実施されるのですが、それを国民に伝えるためのキャンペーンが5月5日から開始されました。

London_036 プライム・タイムの放送の最中に、突然、Digit Al(ディジット・アル)というキャラクターが登場し、「重要な情報をお伝えするために、放送を中断します」と語り始めるというもの。 このキャンペーンにかかる費用は2億ポンド(400億円)で、国民がBBCに払うTVライセンスから拠出されるのですが、Digit Alは、BBCだけでなく、民放の各チャンネルにも登場します。

私が見たのは、ソニー『ブラビア』のスーパー・ボールがはね回るCMが突然中断されて、Digit Alが現れるというものでした。キャンペーンの運営者によると、キャンペーンの第一段階だけで6タイプの告知が用意されており、91%の国民が、Digit Alを7回見る計算になるそうです。

テレビに関することなのだから、そりゃ、テレビで告知するのが当然といえば当然ですよね。

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