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ちょっとまた別の用語の話:東急ハンズで恥かいた

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話の流れはちょっと変わるんですけどやはりコンピュータ関係の用語の話。特定の会社や団体でしか通じない言葉とか、外の世界とは違う意味で使われてる言葉って結構ありますよね。

特に問題なのは、その言葉を使ってる人がローカルな言葉だと認識してないで、一般的に通用する言葉だと思って使ってる場合。外部の人や新しくプロジェクトに入った人にはちんぷんかんぷん、かと言ってそのグループ内ではあまりに普通に使われてる言葉なので、意味を聞くのもはばかられると最悪の状態です。なんとか意味を推定しようとしても確信がもてなくて不安という状態。(「~は飛びますよねー」、「いや、飛ばんだろう」ってCMありますけど、あれに近い状態)。

それに関連して、もう10年ほど前になりますけど、結構恥ずかしかったので良く覚えている話なんですが、東急ハンズで、フロッピーのケースがほしくて、無意識で店の人に「3.5インチのディスケットのケースありますか?」と聞いちゃったんですね(注:当時、自分はIBM社員)。店の人は「はあ?」という顔をして全然わからんと言う状況。何回説明してもわからず、先輩ぽい店員を連れてきて相談する始末。自分は(こいつらはアホかと思いつつ)「ディスケットのケースですよ。知りませんか、パソコンのデータを記録するのに使う、これくらいの大きさのやつですよ。」とちょっと声を高めて説明したところ、店員は「あー、フロッピーのことですね」とやっと理解してくれました。と同時に、自分は「そう言えば、ディスケットはIBM用語で一般用語はフロッピーだったんだー(・_・;)」と気がついたわけですね。

今、googleで「ディスケット」を検索しても28,000件はヒットする(「フロッピー」だと130万件)ので、まあ知っててもいいんじゃないかとは思いますけどね>東急ハンズ店員。

#どーでもよいですが、タイトルの「東急ハンズで恥かいた」って、声に出して読むと「あるある探検隊~」ってつなぎたくなっちゃいますね ^_^;

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