ローカルならではのITニーズ〜遠隔医療の事例〜
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少々昔になりますが、昨年の9月12日に震災復興の絡みで「IT系メディア各社の編集長が仙台に集結!」って言うイベントをやったんですが、その中の基調講演でJRVの北村さんに話してもらいました。
その話の中で私が一番残っているのが、「ローカルならではのITニーズをローカルである仙台のIT企業がビジネスにせよ!」って言う言葉です。
で、これのリファレンスケースがやっと一つできました。
鹿児島の離島における医療へのソリューションがそれです。
この話をうまく纏めてもらった日経の記事はこちら。
この案件は、時価総額世界12位(世界時価総額2011年ランキング)の企業に仙台のIT企業が勝った案件なんですが、まさにローカルならではの視点でグローバルスタンダードに勝ったケースなんですね。
リーマショッックと東日本大震災を経て、なおかつ昨今の欧州危機を見るにつけ、金融を中心としたバーチャルな欧米主導の資本主義経済が一つの節目に来ていて、今こそ日本元々持っていた日本ならではのビジネスモデルが今一度脚光を浴びる機会が訪れている感じがしています。
その中で、過疎や少子高齢化に悩む地域のニーズって言うのは、実は成熟した先進国の最先端のニーズじゃないのかなぁ、と思っています。
と言うワケで、今回の医療ソリューションは単に医療業界向けのソリューションに留まらず、ローカルから日本を元気にする方法の一つとして育てて行きたいと思っています!
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