「精霊の守り人」を見て・・・勧められたものは観よう・読もう!
当社のメンバーたちはそれぞれが趣味の世界でもこだわりを持っていて、それぞれが、いわゆる「**マニア」「**オタク」と呼べそうなメンバーたちなのですが、アニオタ(?)のメンバーからDVDを借りて鑑賞させてもらいました。彼からは以前にも私がどっぷりはまった「攻殻機動隊」を借りましたが、その後「時をかける少女(アニメ)」、そして今回の「精霊の守り人」という感じでしょうか。
内容の要約をこのブログで紹介してもしかたないので、やめておきますが、とても良い話でした。私の好みを完全につかんでますね、貸してくれた彼は。おそらく借りてから2週間くらいで全部観てしまったのではないかと思います。
監督が攻殻機動隊と同じだそうで、主人公のバルサはまさに攻殻機動隊の素子そっくりの感じでした。どちらも孤高の女性という感じでしょうか。
さて、私は人に勧められたものは余程のことがない限り、本でもDVDでも観たり読んだりします。そして勧めてくれた人にお礼と感想を伝えます。するとまた次のものを勧めてくれるものなんです。おかげで私は、私の好みに近い、お勧めのものをどんどん観ること・読むことができるのです。
下心があってやっているわけではないのですが、これによってたくさんの人と心を通わせるきっかけにもなっていると思っています。もちろん私も相手に合うものはどんどん紹介してお返しもします。
先日、営業も担当しているメンバーから、「お客さんと単なる知り合い以上の関係になるにはどうすればいいのだろう」という相談を受けました。相手が話題にしたことにきちんと反応してあげることが大切だと私は思っています。その場限りにしてしまうから深い関係に発展しないのです。
例えば本を紹介したときに、「是非読んでみたい」ということになり、貸したりプレゼントしたりしても、いつまでたっても読まなかったり感想を言わないようでは、紹介した方はがっかりします。結局「忙しくて読む時間が取れなくて・・・」と戻ってくるようでは、次回もまた、ということは決してないものです。忙しくて読む時間が取れないのは、大抵もともと読む気がないだけなのです。
紹介されたものを片っ端から観たり読んだりしていると、当然本当に時間が必要です。寝不足になることもよくありますし、仕事に影響が出ることもたまにはあります(たとえば執筆が遅れるなど、副業に影響が出ることが多い・・・)。それでも、私は早く観て読んで、勧めてくれた人にお礼と感想を言いたいのです。それが結局私を支えてくれることになると信じていますから。
まあ、説教臭い話は抜きにしても、知り合いから勧められたもので「これは外れだった」というのは記憶にないくらい出会っていない気がします。勧める方も選りすぐりの上で勧めてくれますから。今回もとても心が洗われる物語であり、また、こういう話を勧めてくれた彼の人柄もいっそう感じられたDVD鑑賞でした。