ドジっ娘リーダー奮闘記:ワクワクさせてよ――目標設定の極意 掲載
毎週恒例の、ドジっ娘リーダー奮闘記の最新記事が掲載されました。
今回はとてもインパクトのあるイラストがたまりません・・・?
さて、内容としては、リーダーにかならず求められる「目標設定」に関してです。理論的なことではなく、意識面でのアドバイスを書いていますが、私の考えでは、リーダーは暗くて悲壮感漂うような感じでは駄目だと思っています。従って、目標も現実的すぎたり、苦し紛れに立てたようなものでは駄目で、その目標を見たメンバーや周囲の人が明るくなるようなものが良いと考えています。
一般的に、目標を「立てさせられる」と、今よりちょっと数値目標をアップして、とかいう感じで、一応成長するようなアピールをしつつも、あまり無理したくない、という気持ちが背景に見えてしまうような目標を立ててしまいます。ところがメンバーとしては、毎年ジワジワとノルマが厳しくなるばかりで、何もうれしいことはない、という気持ちになってしまう可能性が高いのです。それよりは、「これをやり遂げれば、こんな明るい未来が待っている!」という目標の方がやる気が出るものですし、周囲からの応援も得やすいのです。
もちろん、毎年毎年突拍子もない目標を立てていても、空回りばかりになりそうですから、一度大きな目標を掲げたら、今年はここまで、半期でここまで、今月はここまで・・・という感じに小目標を調整しながら立てれば良いと思いますが、いずれにしても最終目標は明るいものでないとやる気がでのではないか、というのが私の考えです。
そんな私の会社における大目標は、「技術者が夢を実現できる会社」です。メンバーたちがワクワクしながら取り組んでなければ、良いものは生まれないと思いますし、コミュニケーションの輪も広がりません。やらされ仕事ではなく、自分たちが自分たちの仕事を楽しめるような会社になることが目標です。