40歳を過ぎて変わったこと
先日メタボに関する話題を書きましたが、歳取って体が言うことをきかなくなってきたよね、って話題をお昼休みにしたりしました。まだまだ40歳を超えたくらいなら若い、と言われそうな気もしますが、これから40歳に近づく人もたくさんいますので、ちょっと書いてみましょう。
まず、視力が明らかに低下した気がします。単純に視力検査で低下するのもそうなのですが、それより、なんとなくシャキッと見えない感じがするのです。私は近視なので眼鏡をかけていますが、眼鏡をしていると近くの細かいものが見えないというのも40歳過ぎてからです。半田付けなどの細かい作業は眼鏡を外してやります。そうすると回路図とかが見えないのですよねぇ。非常に不便です。
体力的な面も衰えているでしょう。私の場合、30半ばから毎週ソフトボールを続けているので、まだマシだと思いますが。意外と気合いが入っている間は動けます。が、普段はやっぱり疲れやすいというか、何となくシャキッとしない感じがします。
気力が続きにくくなったというのも40歳過ぎてから感じます。何となくいつでも眠いというか、ぐったりしてます。気合いが入れば動くので、気力の問題なのかな、と思ってます。眠くても長時間寝ていられないのも歳を取ってからですね。
一方、仕事面では責任ばかり重くなり、自分自身の仕事より組織のことを考えなければならない割合が増えたりして、なかなか気が休まりません。少なくとも自分の後輩たちの人生をつぶすようなことがないようにしなければという面でも、自分の年齢が上がるとともに後輩も増えますから、気苦労も増えます。もちろん、長年努力した積み重ねで自信や展望も若い頃よりあるのも確かです。
若い人へのメッセージとしては、やっぱり継続的に何か運動を続けることです。若いうちは突然やっても何とかなりますが、歳を取ると普段やっていないことはなかなかできなくなります。嘘だと思って、縄跳びで2重飛びを10分くらいやってみてください。子供の頃は何でもなかったのに、大人になってやってみると、背中の筋肉が痛くてたまらなくなるでしょう。普段使っていない筋肉なんだと思います。スポーツに対する考え方は人それぞれだと思いますが、ストレスになるようでは続かないものです。やっていてそれなりに楽しいものや、できれば、ストレス発散にもなるようなものを継続できると良いですね。
明日の夜から会社のメンバーとスキーに行きます。保険組合のツアーで安く行けるのですが、参加メンバーはごく一部です。私が会社に入った頃は、全員、夏は海、冬はスキー。さらに仲間で集まって日帰りでスキーとかやってました。徐々に会社とプライベートを分ける意識が強くなってきて、会社行事は縮小してきている気がしますが、行けば結構楽しいものだと思うのですよね。この歳になれば上手い・下手はあまり気にしなくなりますし、社内とは別の面でコミュニケーションが図れたり、私はとても好きです。
メタボもそうなのですが、いずれにしてもこれから若返ることはないので、上手く自分の体と付き合っていかねばと思っています。
※追記
ちょっと悲観的な内容を強調しすぎたようで、陰でこっそり「できなくなったこと」より「できるようになったこと」に目を向けましょうとブロガーの某氏から励ましのメールをいただきました。
私が表現したかったのは、私は結構若い頃から遊びもスポーツもやってきたけど、それでもこんな感じになるということで、最近の若者(嫌な表現ですが)は仕事はまじめなのですが、スポーツなどはほとんどやっていないという人が多く(少なくとも私の周囲では)、若いうちからスポーツを続けておくと良いよ、ということなんです。
世代の違いなのかも知れませんが、私の若い頃は、「皆でスキーでも行こうか!」と誰かが言うと、社内外含めてかなりの人数が集まって一緒に騒いだり、車を連ねて紅葉でも見に行こうと言えば本当に20人くらいすぐに集まったりして、盛り上がってました。今でもオルタナブロガーのオヤジ(?)たちは「音楽ガジェットで演奏会やるぞー」といえばなんだか妙に盛り上がったり・・・なんとなく最近の若い世代は「しらーっ」としている雰囲気がありますよね(オヤジの戯言と聞き流してください)。
まあ、40歳を過ぎて良くなったことももちろん同じくらい、あるいはそれ以上ありますので、今度、そういう内容も書かねばなりませんね!