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プログラミングでメシが食えるか!?

社長賞

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今朝の社内朝礼で社長賞を授与しました。私が社長になってから始めた制度で(私の入社以前にはあったみたいですが)、社員個人・チーム・部などの単位で表彰します。対象は私が決めることがほとんどですが、各部のリーダーなどからの推薦もあります。社長賞への思いは以前、著書のサポートページで書いてましたのでリンクしておきましょう。

今日の表彰は実に1年半ぶりくらいで、2007年は確か3件くらい授与したのですが、2008年は今日が1回目です。表彰したのは、「アルマジロ関連製品販売目標達成」に関して、IT事業部プロダクトチームを表彰しました。

何度もブログで書いていますが、汎用組み込みLinuxアルマジロを使用した製品を3種類販売する事業を今年から本格的に始めました。今年の9月くらいの時点で、年内にこれくらいは売れなければ事業として価値が無いということだろうと、目標台数を決め、それを先週の時点で達成したどころか目標の2.5倍くらいまで達したという成果です。

私としては、メンバーが自らやりたいと立ち上げた事業で目標をクリアーしたということが何よりもすばらしいと感じています。トップの命令で目標をクリアーするのは、ある意味当たり前という面もあり、目標設定のハードルの高さにもよりますが、ある意味達成するのがノルマというような感じもあります。しかし、メンバーが自ら立ち上げて目標をクリアーするというのは会社としても非常にすばらしいことなのです。自分の仕事にこだわりを持ち、本気になって取り組んでくれる、そういうチームがどんどん出てくるような会社を目指したいものです。

社長賞は賞状と金一封を渡します。賞状はカラープリンターで印刷するのですが、金一封の封筒は私が筆ペンで書きます。このために高級筆ペンを用意してあります。習字は下手なので二度書きなどのごまかしもありますが、やっぱり書いていてうれしいものです。

自ら事業を立ち上げるというのは、私も経験しましたが、非常に苦しいことの連続です。上司からはノルマはもちろん、やり方に関する厳しい指摘、厳密な進捗報告の要求などもあります。失敗すれば上司も責任を問われるので当然です。目標に対する責任も重たいものですし、お客さんや販売店さんとの関係、広報活動などもとても重要です。やり方の決まったものをトレースするのとは全く違う苦労があります。それを乗り越えてこそ本人たちの成長もありますし、会社としても事業の幅が広がっていくのです。給料を払っているのだからそれで十分ということではなく、気持ちだけでもプラスアルファの表彰をして称えたいのです。

来年はどんどん社長賞が出るような、前向きな一年になることを期待したいところです!

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