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プログラミングでメシが食えるか!?

5Force

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今日も社内で毎週行っている、MiniBusinessAdministratonをIさんに開催してもらいました。今日は少々人数が少なかったものの、前回参加できなかったメンバーが参加でき、前回からの継続で5 Forceとケーススタディーを行いました。

5 Forceとは、ビジネスには次の5つの力が働いているという考え方で、
・新規参入の容易さ
・代替手段
・売り手との力関係
・買い手との力関係
・競合からの圧力
これらのうち一つでも大きく変化してしまうと、ビジネスそのものの存在価値が無くなってしまう可能性もあるというような分析方法です(たぶん)。

インターネット業界では特に変化のスピードが速く、スタート時点では上手く行くと考えていたビジネスプランが、1年も立たないうちに崩れてしまうということが良くあります。

次回への宿題として、各メンバーが所属しているチームの、あるいはビジネスモデルに関して5 Forceで分析を行い、それを元にどうしようと考えているかを発表してもらうということにしました。来週が楽しみです!

ビジネスモデルは意識しなくても仕事のミーティングをしていればいつの間にか考えているもので、議論が白熱してくると当初の目標の印象が薄れてしまったり、感情的に勢いで判断してしまったりするものです。スタート時点から5 Forceや3C、4Pなど、シンプルながらもポイントを押さえた分析をしておき、議論が煮詰まった際に思い返し、方向修正が必要かどうかなどを考え直すというやり方が良いのだと思います。私自身、勢いで行くタイプなので、このような勉強の機会はとても新鮮で、参考になるものです。もちろん、MBAを持っている人たちが皆、事業ですばらしい成果を出しているわけではないことも良く知られている事実で、理屈がしっかりしていれば良いというものでもありません。人・物・金、さらに時間が複雑に絡み合うビジネスで、本当に重要なのは何?と聞かれれば、今の私の答えは「熱い思い」だと考えています。

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