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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

WBCを見て・・

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 昨日は、WBCの決勝戦を自宅で観戦していてちょっと興奮と感動を覚えた。

 決勝戦らしい序盤でのファインプレーの数々に「さすが世界の頂点」と感心する一方で、中盤以降にプレッシャーから凡ミスをする姿、そして優勝の歓喜の瞬間まで、同じくスポーツをたしなんだ者として久しぶりにその瞬間の緊張感や高揚感を楽しんだ。

 ちょっと前まで何度もリアルタイムにその場で目の前で見てきた光景なのだが、何かを背負ってやる真剣勝負は質が非常に高く見ているものに感動を与えるものだ。

 スポーツの種類の違いやアマチュアとプロの違いこそあれ、私自身「日の丸」を2回ほど背負わせていただいたことがある。その瞬間の心地よさとその後に来るプレッシャーにはなんともいえないものがある。

 翻って最近の本業で、「組織を背負ったりプレッシャーを感じながら顧客と対応したことがどれだけあったのだろうか?」と自問してみる。案外に少ないことに気づくとともに、「こんなことではいけないなー」とも感じてしまう。

 そしてスポーツの世界でこのプレッシャーに負けない唯一の秘訣は、絶え間なくそして納得いくまで練習することでそれを自信へ変える方法だけである。本業で感動や達成感を得るには、このための努力がまだまだ足りなさそうだ。

 王監督の胴上げを見ながらそんなことを感じた休日であった。

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