Adobe Systems、オンライン広告管理のEfficient Frontierを買収。ソーシャル分析も統合化の流れ?
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Web解析ソリューションのSiteCatalyst等を開発・提供する米Adobe Systemsが、オンライン広告管理プラットフォームのEfficient Frontierを買収すると発表しました。
米Adobe Systemsは2011年11月30日、オンライン広告管理プラットフォームを開発・提供する米Efficient Frontier(エフィシェント・フロンティア)を買収すると発表した。規制当局の承認を経て2012年第1四半期に買収を完了する予定。[速報] 米Adobe Systems、オンライン広告管理プラットフォームのEfficient Frontier買収を発表 ::SEM R
Efficient Frontierは金融工学で用いられる技術を使い、検索連動型広告の効果を最適化するソリューションを提供しています。
Efficient Frontierでは、入札キーワードをポートフォリオ運用で管理します。 ポートフォリオ運用とは、複数のキーワードの入札順位・価格を、効果が最大となる組み合わせを予測しながら運用し、費用対効果を向上させる方法です。
また今年の5月にはソーシャルメディア上でのマーケティングプラットフォームを提供するContext Optionalを買収しており、Adobe Systemsが提供するWeb解析・最適化のソリューションでも、こうしたソーシャルメディア分野での更なる進展が期待できそうです。
Context Optionalは、TwitterやFacebookなどソーシャルメディアにおける顧客の維持・エンゲージメントを支援するためのSocial Marketing Suiteプラットフォームを開発・提供している企業米Efficient Frontier、ソーシャル分析の米Context Optionalを買収、Facebook分析強化へ
Web解析/広告効果測定ツールへのソーシャルメディア分析統合の流れがさらに進みそうです。
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