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ビジネスをアートする?!社会をアートする!?コミュニケーションアートから見た時代の新潮流

内発くんが組織や社会を変える?!

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EGAKUことを通して組織に関わらせていただく時、「主体性を引き出したい」「当事者意識を持たせたい」という目的として興味を持っていただくことも多い。
 
もちろんひとりひとりの想いが引き出され、その力をアクションにつなげていく、これは間違いなく組織のパワーになっていくだろうと感じることができます。
 
ただそれだけでは何かが足らないというか・・・最近もっと伝えないといけないことがあると感じて、それを正直に伝えると、若干過激発言になっている気が・・笑。
 
51o1hns0cl__ss500_ そんな時にたまたま本屋さんで手にした宮台真司氏の新刊「きみがモテれば社会が変わる」。
タイトルは軽いんだけど、目に飛び込んできた「内発性」という言葉に反応して読むことにしました。
 
アリストテレスが論じた「良い社会とは何か?」は「豊かな社会」でもなく「犯罪が少ない社会」でもない。「良い社会とは『徳』のある者たちの溢れる社会」のこと。「徳(ヴァーチュー)」とは「内から湧き上がる力」。いわば<自発性>ではなく<内発性>。目先の損得勘定だけで何かを選ぶのは<自発性>、それを超えるものが<内発性>、それが人々の尊敬・尊重を集め、周囲に感染的な模倣の輪を広げる。そのようにして社会のメンバーの多数が有徳=内発的なふるまいをするようになった社会こそが「良い社会」だとアリストテレスは言っているのだそう。
 
これです、これ~!主体性を引き出すというより、ひとりひとりの内発性に火をつけることができれば、結果的に個人も組織もその先にある社会ももっとよくなるんだ、と思う。
 
EGAKUのインパクトは限られているけど、先が見えない答えのない時代だからこそ、できることはまだまだたくさんある気がします。
それにしても「内発くん」で溢れる社会って刺激的で楽しいだろうなぁ。
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