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ビジネスをアートする?!社会をアートする!?コミュニケーションアートから見た時代の新潮流

「選ばれるプロフェッショナル」ブックレビュー

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P1210823今から思えば、社会人になってから常に興味があったのがプロフェッショナルな人でした。

かなり古い話ですが、(私が社会人になったばかりの頃なので、笑)今でも忘れられないのが、プロゴルファーの岡本綾子さんの話。彼女が頂点を極めた頃に、クラブとボールの間に砂が何粒噛んでいるのかが見えた日があったと。仙人か超能力者のようだけど、たぶん本当なんだと思いました。そしてその直後故障しプロとしてどん底に。ある種の境地を体験し、またその人がどん底から立ち直るというストーリーには衝撃を受けました。

伝説の銀座のママ、瞬時に相手の心の問題を解決してしまうカウンセラー、ダントツの結果を出し続ける営業マン、天から言葉が降りてくるという有名脚本家・・・。

どんな業種であってもプロフェッショナルとして仕事をしている人からは学べるものがあると思っていました。そこには何か共有する法則みたいなものがあるはず。常にそこに興味がありました。そして私自身もプロフェッショナルとして生きていきたいと強く思い続けて今に至っています。

なので、どんな時でも笑顔を絶やさない人、人の心を惹きつける魅力的な人、そんな些細なプロフェッショナルも見逃すことができません。その奥にある本質を知りたいと思う。

逆に、プロフェッショナルとして認知されている職種の人でも、会社を取り締まるという役職がついている人でも、あれ?私の思っていたイメージと違う・・・ということが多いことにも気がつきました。

P1210831 書籍「選ばれるプロフェッショナル 」は、そんな私にとって、頭の中をすっかり整理してくれた本。だからイメージと違ったんだ。やっぱりそうなんだ~と大納得。

また時々、自分は偏ったことを目指しているんだろうか?そんなに難しいことをチームに望んでいるんだろうか?経済活動をする者としてただの理想主義者なんだろうか?と自問自答することもあったのですが、とても勇気をもらいました。

『「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ」という心意気で日々過ごすことは、プロとして不可欠なことである』・・・なんて清々しい言葉なんだろう(笑)

そうそう!プロフェッショナルへの道は、楽しくも大変な道のりなんだ。

本書の一番のポイントは、「エキスパートとアドバイザーの違い」を明確にしているところ。ナレッジワーカー=雇われエキスパートから、知恵を働かせるウィズダムワーカー=信頼されるアドバイザーに進化するなるための秘訣、つまりプロフェッショナルとして揺るぎのない立場をいかに構築すればいいかを明らかにしてくれている。

以下が本書にある2つの違い。

【エキスパート:アドバイザー】

知識が深い:知識が深く、しかも幅広い

話す:聞く

答えを出す:良い質問をする

仕事上の信頼を築く:仕事上だけでなく、個人的な信頼関係をも築く

コントロールする:協働する

専門性を提供する:洞察を提供する

分析する:統合する

これって、アーティストにも当てはまることかも。後者はくにさん自身のアート活動のコンセプトにも近いものがあります。

コンサルタンや弁護士などのプロフェッショナルと言われる仕事に限らず、周りから常に必要とされ、自身も楽しく生き生きと達成感をもって働きたい人であれば、どんな職種の方にも有用な書籍だと思います。

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