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自分から会社を去る時、会社が無くなってしまう時。会社のブランド力なしで勝負する状況はそれぞれかもしれません。そうなった時に、今の自分のブランド力で何ができるのか? 今から何を準備していくべきなのか? 私自身の経験やさまざまな人たちとの交流を通じて、気づきなどをシェアして行きたいと思います。

デフォルト危機を回避したアメリカ。資産を飛ばした個人投資家。

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アメリカの債務上限問題、17日デッドラインのギリギリまで引っ張りましたね。私は、アメリカに住んでいた際の預金を現地の銀行に残したままでしたので、デフォルトでUSドルが暴落、超絶円高で資産が激減しまうのではないかと、テレビやネットでアメリカのニュースを夜な夜な追いかけていました。

私の周りにも株式投資、投資信託、外国為替(FX)など様々な投資をされている方が多数います。驚きなのは、経済や金融の細かいことは分からないので、アナリストの意見やネットの情報に頼っている個人投資家が多いこと、そして結構な損失を被っていることです。

たとえば、外国為替(FX)をしているAさんは、議会の合意が間近というニュースが出だした頃から、市場の期待上げ報道やネットで円安に振れるというコメントを見て、USドル買いしたそうです。合意直後の東京市場オープン前でも、円安はトレンドが力強く、1ドル=99円に迫る勢いだったので、追加で買いを入れ、出勤しました。ところが、その後スマホでレートをチェックするたび、朝方99円だったドルが、どんどん円高に振れています。そしてついに夕方には、98円を割り込みます。そして、Aさんはたまらず持っていたポジションを損切りしたそうです。

Aさんは、損を出すたび、メディアをチェックし、なぜ市場がそのように動いたか(今回だと、円高に振れたのか)調べるそうです。今回も、米連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小見込みが後退したとか、いろいろな分析があります。でも、細かい理論が分からないので、なんでそうなるのか分からない。そして結局、いつものように、細かい理論や分析はプロに任せておけばいいかとなってしまうそうです。Aさんのような投資方法は金融のプロからするとあり得ないかもしれません。ですが、我々個人投資家も、経済理論や金融理論を身につけて、自分の判断で投資に挑んでみると、投資の新たな魅力や違った結果が見えてくるのではないでしょうか。

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