17.最も身近なビッグデータは何ですか?
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前回に引き続き、ビッグデータの話。
このキーワードは、メディアにも注目されていて、日経新聞の一面にも時々出てきます。
でも、なんか自分たちが日々ビジネスをしている世界からは遠くに感じませんか?
ビッグデータは、Wikipediaでは次のように定義されてます。
「市販されているデータベース管理ツールや従来のデータ処理アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑な データ集合の集積物を表す用語である。」
私は、膨大なデータだけではなく、
「気付かないうちにたまっている思ったよりたくさんの情報」
もビッグデータと言えると考えています。
前回のコラムで『WEDGE』9月号のビッグデータ特集でも記事にして頂きましたが、
名刺もその1つだと思います。
ビジネスにおいて名刺は全世界で毎年100億枚流通しているといわれています。
ただの連絡先情報だけではなく、会社の情報、人の情報がつながっていて、それらの情報が紐づくと、
全体の情報量は何倍にも膨れ上がってきます。
1つの企業の中でみても、思った以上に貴重な顧客情報になっているはずです。
みなさんが日ごろ何気なく手に入れている名刺は、ビジネスにおける最も身近なビッグデータと言えます。
会社の中にある名刺の束を整理してみると、それが宝の山になるかもしれません。
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