脱ガンジガラメ;一つの仕事から複数の仕事へ
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最近、私は色々なところに仕事が転がっていないか探している。別に職を失いかけているわけではない。元気にコンビニ経営をしている。
東日本震災後、自分の仕事について考えてしまったのだ。商売というのは波があるのはお分かりだろう。冬場はどうしても売上が落ちてくるし、いつ競合店が近所に立つかも分からない。それこそ、この場所が地震の震源地となることもありうる。突然収入がゼロになることも考えていかなくてはならないのだ。収入ゼロは困る。マンションのローンは残っているし、子供達にもまだお金がかかる。
ふと思ったのだ。収入源が複数あれば、イザという時に助かるのではないだろうか。
私は、現在フリーな環境だ。もちろん店があるので、店を放置するわけにはいかないが、他の仕事をしてはいけないという制約もない。複数経営というものを考えているが、コレばかりは運も左右する。人材と場所がマッチングしなければ始められない。
震災後、外資系のある会社(クライアント紹介会社と称すればいいかな)から、私に連絡があった。「当社のコンサルティングをお手伝いしてくれないか」と。人に話をするのは比較的得意な方だし、「コンビニ関連の話を聞きたい人を紹介する」と言われたので、それならば、なお得意分野。時間もある程度融通を利かせられるので、オーナー業には支障がない。すぐに引き受けたのです。
現在まで数本の仕事をもらいましたが、それらをやっているうちに「あれ?これって意外にやれるかも」と思い始めたのです。当初、複数の仕事をやるってことは、どちらも片手間になるのではないかと思っていたが、そうでもない。自分の知識や経験を、他の人に話しているだけで複数の仕事という感覚ではない。
◯知識と経験を切り売り
コンビニ経営をする上で、知識や経験は徐々に蓄積されていく。今までは、それらを実店舗で活かすことしか出来なかった。と、いうよりそれ以外の方法を知らなかったのだ。
単なるコンビニ経営の知識や経験だが、それら「知識や経験を聞きたい」と、言う人もいるのだ。では、その知識や経験を売る仕事を他にも見つければいいのではないだろうか。今回、私の場合は、売る場所が連絡してきてくれたが、まだ売り込み場所は沢山ありそうだ。例えば「コンビニオーナーになりたい」と言う人の相談を受ける仕事というのもありそうだ。
それらを仕事にするには、自身のアピールについて考えなくてはならない。
◯自己のアピール
これは、日本人の苦手としているところかも知れない。先日、私も「売り込み」ということをやってみたが、何とも言えない感情が残る。恥ずかしさと失敗を恐れる感情が入り乱れるのだ。しかし、アピールをしなければ、自分を買ってもらえない。
そんな時、こんな記事を見つけた。
『インフルエンサーとして活躍するために』
あちこちに電話で営業するなんて出来ないが、まずはブログのプロフィールでアピールしてみようと、この記事を参考に書き換えてみた。
元々、プライベートブログに載せていたプロフィールだ。
新しいプロフィールがコチラ
この誠ブログを書くことも大きなアピールの一つだと言えるが、元々このブログの書いている目的は、全国のコンビニオーナーの代弁者であることと、オーナー達の仕事効率を上げる手助けとなればと思い始めたことなので、アピールとはあまり考えていない。書き続けた結果、アピールになれば良いと思っている程度だ。
複数の仕事をすることが良い事とは考えていない人も多いだろう。環境整備もされていないのも事実だ。通常のサラリーマンが仕事後にバイトでもしようものなら、バイト先が残業手当を含めた賃金を支払わなければならなし、バイト先でも「フルで仕事した後、もう一つ仕事が出来るわけがない」と、採用を渋るところが多いだろう。仕事を複数することはある意味異常なことを意味するのだ。
しかし、サービス残業をしたり、休日出勤をして仕事に夢中になったり、気が付けば家族とのつながりを失い、熟年離婚。以前ならば、そんな働きを評価してくれ、ある程度の出世も出来ただろうが、現在は歳を取れば待っているのはリストラの恐怖。会社は個人の人生など考えてくれていないのだ。
ならば、自分自身で保険を掛けておくしか無い。今のうちの、現職の枝を分けておこうではないか。もしくは、アピール場所の確保だけでもやってみてはいかがだろうか。
この就職難に悩んでいる若者もいるだろう。一つの職に就けないことを悩んでいるより、月間10万円稼げる仕事を3個持ってはどうだろうか。全く畑違いの仕事を3つすることは難しいことだろうが、一つの得意分野から3方向の収入源を得ることならば、ハードルは大きく下がると実感している。
所属している組織の規定にもよるだろうが、「仕事は一つ」といったガンジガラメな働き方・考え方から脱出してみるのも、新しい仕事への関わり方だと感じている。
東日本震災後、自分の仕事について考えてしまったのだ。商売というのは波があるのはお分かりだろう。冬場はどうしても売上が落ちてくるし、いつ競合店が近所に立つかも分からない。それこそ、この場所が地震の震源地となることもありうる。突然収入がゼロになることも考えていかなくてはならないのだ。収入ゼロは困る。マンションのローンは残っているし、子供達にもまだお金がかかる。
ふと思ったのだ。収入源が複数あれば、イザという時に助かるのではないだろうか。
私は、現在フリーな環境だ。もちろん店があるので、店を放置するわけにはいかないが、他の仕事をしてはいけないという制約もない。複数経営というものを考えているが、コレばかりは運も左右する。人材と場所がマッチングしなければ始められない。
震災後、外資系のある会社(クライアント紹介会社と称すればいいかな)から、私に連絡があった。「当社のコンサルティングをお手伝いしてくれないか」と。人に話をするのは比較的得意な方だし、「コンビニ関連の話を聞きたい人を紹介する」と言われたので、それならば、なお得意分野。時間もある程度融通を利かせられるので、オーナー業には支障がない。すぐに引き受けたのです。
現在まで数本の仕事をもらいましたが、それらをやっているうちに「あれ?これって意外にやれるかも」と思い始めたのです。当初、複数の仕事をやるってことは、どちらも片手間になるのではないかと思っていたが、そうでもない。自分の知識や経験を、他の人に話しているだけで複数の仕事という感覚ではない。
◯知識と経験を切り売り
コンビニ経営をする上で、知識や経験は徐々に蓄積されていく。今までは、それらを実店舗で活かすことしか出来なかった。と、いうよりそれ以外の方法を知らなかったのだ。
単なるコンビニ経営の知識や経験だが、それら「知識や経験を聞きたい」と、言う人もいるのだ。では、その知識や経験を売る仕事を他にも見つければいいのではないだろうか。今回、私の場合は、売る場所が連絡してきてくれたが、まだ売り込み場所は沢山ありそうだ。例えば「コンビニオーナーになりたい」と言う人の相談を受ける仕事というのもありそうだ。
それらを仕事にするには、自身のアピールについて考えなくてはならない。
◯自己のアピール
これは、日本人の苦手としているところかも知れない。先日、私も「売り込み」ということをやってみたが、何とも言えない感情が残る。恥ずかしさと失敗を恐れる感情が入り乱れるのだ。しかし、アピールをしなければ、自分を買ってもらえない。
そんな時、こんな記事を見つけた。
『インフルエンサーとして活躍するために』
あちこちに電話で営業するなんて出来ないが、まずはブログのプロフィールでアピールしてみようと、この記事を参考に書き換えてみた。
元々、プライベートブログに載せていたプロフィールだ。
《とあるコンビニのオーナー》一応、売り込んでいるつもりだが、「あんた何が出来るんだよ」と言われそうな内容である。
誠ブログで執筆中です。
取材・執筆依頼は、アメブロメール・TwitterDM・誠ブログコメント欄にて受付します。
※匿名・顔出し禁止になってしまいますが。。。
新しいプロフィールがコチラ
◇とあるコンビニエンスストアのオーナー仕事の方向性やオーナー業とのバランスを考えた上で、本格的にプロフィールを書き換えてみようと思う。その時は仕事用のアドレスを取得して付け足そうと考えている。
●コンビニの効率的な経営方法のノウハウを蓄積中
●現在コンサルティング会社と契約
コンビニ関連のコンサルティングを請負中
●誠ブログを執筆
『とあるコンビニエンスオーナーの経営談義』
●コラム執筆実績
誠Biz.ID寄稿;『店内のPOPをフレームワークと図解思考で作ってみる』
BusinessMedia誠寄稿;『カップめんのエキスパートから学ぶ、お湯の入れ方』
●取材・執筆依頼
アメブロメール・TwitterDM・誠ブログコメント欄にて受付中
※匿名・顔出し禁止になってしまいますが。。。
この誠ブログを書くことも大きなアピールの一つだと言えるが、元々このブログの書いている目的は、全国のコンビニオーナーの代弁者であることと、オーナー達の仕事効率を上げる手助けとなればと思い始めたことなので、アピールとはあまり考えていない。書き続けた結果、アピールになれば良いと思っている程度だ。
複数の仕事をすることが良い事とは考えていない人も多いだろう。環境整備もされていないのも事実だ。通常のサラリーマンが仕事後にバイトでもしようものなら、バイト先が残業手当を含めた賃金を支払わなければならなし、バイト先でも「フルで仕事した後、もう一つ仕事が出来るわけがない」と、採用を渋るところが多いだろう。仕事を複数することはある意味異常なことを意味するのだ。
しかし、サービス残業をしたり、休日出勤をして仕事に夢中になったり、気が付けば家族とのつながりを失い、熟年離婚。以前ならば、そんな働きを評価してくれ、ある程度の出世も出来ただろうが、現在は歳を取れば待っているのはリストラの恐怖。会社は個人の人生など考えてくれていないのだ。
ならば、自分自身で保険を掛けておくしか無い。今のうちの、現職の枝を分けておこうではないか。もしくは、アピール場所の確保だけでもやってみてはいかがだろうか。
この就職難に悩んでいる若者もいるだろう。一つの職に就けないことを悩んでいるより、月間10万円稼げる仕事を3個持ってはどうだろうか。全く畑違いの仕事を3つすることは難しいことだろうが、一つの得意分野から3方向の収入源を得ることならば、ハードルは大きく下がると実感している。
所属している組織の規定にもよるだろうが、「仕事は一つ」といったガンジガラメな働き方・考え方から脱出してみるのも、新しい仕事への関わり方だと感じている。
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