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社員の時に見ていた店の状況、オーナーになってから見ている店。見ている方角が違うとこんなにも違うコンビニの光と影。お客様とは何にも関係無いところで巻き起こるあれやこれ。(笑

フレームワークに凝りだした

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年末に、数冊フレームワークに関する書籍を買い求めた。
誠ブログでもお馴染みの開米瑞浩氏著「最強のビジネス図解ワークブック」。同じく誠ブロガーの石井力重氏著「アイデア・スイッチ」。そして、永田豊志氏著「図解思考の技術」「最強フレームワーク100」の計4冊だ。

理由は、あまりにもこの年末年始が忙し過ぎた。コンビニの仕事以外にも色々なことに手を出してしまって、自分の許容をオーバーしてしまったのだ。
しかし、やりたい事はやりたい。なんとか自分の処理容量を増やしたいと思ったのです。思い付いたのは自分のやっている仕事を単純化することで、いちいち行動前に考えることを短縮出来ないだろうか?と
そこで、フレームワークという考え方です。

フレームワークで検索してみると以下のようなことが書かれていた。
※汎用的に適用できるプログラムの設計モデルや典型的な処理パターンなどを含めてフレームワークと呼ぶ場合もある。
元々は、IT関連の言葉だったのですね。
私は、ITmediaに属するブログを書いているくせに、そっちの方面は全くの無頓着。
「なぜ、誠ブログで書き始めたの?」なんて質問には、明確な回答が出来ないほどです。なんせ単なるコンビニのおっさんですからねぇ(笑

仕事に関して共通項を抜き出し、A→B→C→完成(完了)という流れを作れたら作業時間の短縮が図れ、容量が増えるのではないだろうか。しかし、私にそんな難しいことは出来無い。ならば、定形的な仕事を見付け、せめてそれだけでもフレームワークに似たものを作り出し、従業員に作業を振ってしまえと考えたのです。

『フレームワークもどき其の一;POPを作ってくれます?と従業員に振ってみる』
コンビニには多種多様のPOPが掲出されています。ほとんど本部が作成し送付してくれますが、今ひとつなPOPも作って送りつけてきます(この役立たずが!!)
ですから、モノによってはPOPを自作しなければならないことが多いのです。これをアルバイトに「POP作って」と言っても、なかなかどうして難しい。PCの普及によりフォントも多種あります。字が汚いとかの問題は無いのですが、どんなことをPOPに書き込めばいいのか?そこが難しいのです。

そこで、マーケティングミックスという考え方をPOPに入れてしまえば、誰が作ってもポイントを押さえたPOPになるのではないだろうか!
◯企業側の視点~マーケティングの4P
Product(製品)
Price(価格)
Place(流通)
Promotion(プロモーション)
◯顧客側の視点~マーケティングの4C
Customer value(顧客にとっての価値)
Customer cost(顧客にかかるコスト)
Convenience(顧客にとっての利便性)
Communication(顧客との会話)

今回は、4Cを利用してPOPの定形フォーマットを作成してみた。
それぞれ、POPに適した言い回しに変えてみた
例)新商品のイチゴパフェを売り込むPOP
Customer value(顧客にとっての価値)
→この商品を手にすることで得られる価値:「とちおとめ」をふんだんに使った
Customer cost(顧客にかかるコスト)
→単純に価格もしくは、値引き価格:今なら398円→378円
Convenience(顧客にとっての利便性)
→「今ココで買った方がいいですよ」的なおススメ用語:苺フェア開催中
Communication(顧客との会話)
→クチコミ的な言葉やランキング情報:バイトの〇〇クンおススメ。当店デザートランキング1位

こんな感じで、フレームワークもどきを作成してみました。
フレームワークもどき単品POPフレームワーク.pdf
書くことを決めてしまえば、考え込むことも無いですし誰でも作れます。
これで時間を作って、年始に購入した自転車で海までサイクリングしてきま~す

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これは遊びではありません。今年はダイエットに励もうと思っています(笑
失敗した場合、リバウンドで0.1㌧の大台に乗ってしまうことが確実でしょうから、かなり真剣です(^_^;)



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