支店整理展開1
自然食品販売事業に乗り出し、店舗や支店を展開していきましたが、やればやるほど赤字が膨らんでいました。
人と接してすぐに仲良くなったり、人を使うことには実績も自信もありましたので、見た目は事業が拡大していました。
ただ、商品が寄せ集めのためあまり魅力がないこともあり、パッとしない状態が続いていました。
ということで、この状態は全て商品が悪いのであって、私が悪いのではありません。
商品さえ良ければバンバン売れていて、ガンガン儲かっていたはずなのです!
・・・と、毎度おなじみのオチのためにこう書きましたが、あながち間違ってはいないかもしれません。
適当に思い付きで寄せ集めた商品でも多少は売れていましたので、もうちょっと良い商品だったら、もっと売れていたかもしれません。
そうだとしても、寄せ集めの商品で大胆な事業展開をすること自体が変なのは変わりませんが。(笑)
ともかく、「下請け事業から物販事業への壁」にぶち当たって、どうしようもなかったのです・・・。
メインでコンクリート製品製造業をやっていましたので、その売上や少ない利益を回して何とか自転車操業でしたが、それをいつまでも続けるのは無理です。
そのまま継続しても赤字の垂れ流しが続いて会社がぶっ倒れてしまいますので、そうなる前に何とかしなければなりません。
そんな時に悪いことは重なるもので、社内でいろいろ問題も出始めました。
問題はスタート当初からあったのですが、それに加えて普通では出てこないような問題がいろいろあったのです。
それを書き出したら訳がわからなくなりますので、また別の機会にしたいと思います。
勢いが止まったとたんに、くすぶっていた問題が出てきたということでしょうか・・・。
すべてが悪い方向に動き出し、何ともならなくなったのです。
結局、黒字部門を残して整理することにしました。
というか黒字部門はありませんので、全部整理しなければなりません。(笑)
4支店ありましたので、新しい順に閉店することにしました。
一番新しい関東の支店は、たぶん2ヶ月くらいで閉店になったと思います。
実は一度も行ったことがありませんので、支店があったことしか記憶に残っておらず何もわかりません。(汗)
大阪の支店は・・・・・、どうなったか記憶にありません。
閉店後は自分たちで商品を仕入れて販売事業を継続したような気がしますが、その後は不明です・・・。
大阪支店には何度か行って記憶に残っているはずですが、それすら残っていない抜群の記憶力です。(笑)
奈良の支店長は一番やる気がありましたので、自力で仕入れて販売を継続しました。
直接仕入れることができるように引き継いだと思います。
それにとどまらず、1年後くらいには竹炭の製造を始めていました。
支店をやっている時に竹炭の魅力を実感していて、ついに仕入れて販売するだけでなく、竹を切って自分で竹炭や竹酢液を作るようになっていたのです。
素人のはずですが良い竹炭だったようで、それなりに売れているということでした。
それだけバイタリティのある人ですので、事業を継続していれば大きな力になっていたと思います。
いや、大きな力を引き出せなかったわけですから、どっちにせよ事業整理は免れないですね・・・。