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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

下請け事業2

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私は独立してから20代後半までは主に現場関連の仕事をしていました。

これらを総称して、ここでは「下請け事業」と呼ぶことにします。

下請けというと文字通り下請けで、下請けの事業になります。

何を言ってるのかよくわかりませんね・・・?(笑)

下請けと限定するのはちょっと違うのですが、ちょっとどころか全然違うかもしれませんが、わかりやすくするためにこう呼びます。

でも、下請けと言ってもあなどるなかれです。

私の知り合いの友人はアウトソーシングの会社をゼロから立ち上げて、なんと5年で200億円の売上を突破しました。

わかりやすく言えば、外部からの業務を請け負う会社ということです。

たぶん、人材派遣も入ると思います。

いや、やっぱりちょっと違うかもしれません・・・。

昔、人材派遣事業をやっていながら何ですが、詳しいことはよくわかりません。(笑)

ともかく、200億円を超える企業になっても、業務を請け負うということで、この場では下請け事業の仲間に入ります。

それにしても、アウトソーシングで5年で200億ってすごいですね~

私は売上ゼロから1年くらいで売上1億円を超えたので、ものすごい勢いと思っていました。

でも、業種というか入り込む業界は違うといえども、その会社に比べたら鼻くそみたいなもんです。

ちなみに、そのちょっと先にピークが来て、すぐに下降線になりましたので、鼻くその中でも中の下くらいの鼻くそランクです。(笑)

その差は何かというと経営者の実力ですね。

ケタ違いの実力を持っていれば、下請けやアウトソーシングでこんな規模になるのも可能だということです。

私はずっと下請け事業をやってきましたので、そういう形式が当たり前でした。

商品を仕入れて販売する事業も頭にはありましたし、知識としても知っていましたが、そっちに進むという選択肢はまったくありませんでした。

言うなれば、男子トイレと女子トイレが並んでいるのに、女子トイレには目もくれずに男子トイレだけに行くような感覚です。

入ろうと思えば入ることはできますが、そっちは絶対に入ってはダメなので入ろうとも思わないという感じですね。

いやー、我ながらアホな例ですが言い得て妙ですね~(笑)

ということで何をやろうが自由なのですが、下請け事業しか頭になかったのです。

その下請け事業を縮小してしばらくして、営業のおっさんと出会うというか再開しました。

おっさんは私の事業を「サラリーマン的な事業」と言っていました。

それを聞いて「なるほどね~」と思うと同時に、私の目指している姿ではないので「このままではイカン!」と強く感じました。

そうして、ようやく下請け事業以外の入口に入れることに気が付き、実際に入ってみようと思ったのです。

その事業をわかりやすく「物販事業」と呼ぶことにします。

念のために言っておきますが、女子トイレには入っていませんからね。(笑)

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