販売商品を集める4
自然食品の販売をやることになり、いろんな手段で商品を集めていきました。
先方にサンプルを送ってほしいと伝えると、多くのところは商品をいくつも送ってくれました。
どこの馬の骨かもわからない会社なのに、ホイホイと送ってくれるわけです。
やはり、販売力がある会社には魅力があるということですね!
口だけは一丁前で、実際は販売力ゼロですが。(笑)
当時はインターネットはありましたが、ネット通販なんてほとんどやっていない時代ですので、それだけ販路拡大に困っていたのだと思います。
そこで、「良い商品だったらバンバン売りますよ~」と言うのが勝手に飛び込んできたら、鴨が葱を背負って来るようなものでしょう。
すぐにドカッと商品を送ってくれるところは、仕入れ値も安かったですね。
高いと判断されると終わりなので、最初からギリギリのラインを出してきたように感じました。
営業マンが飛んできた会社もありました。
空を飛んできたのかと思うくらい早く、仕入れ値も劇的に安かったので覚えています。
明日葉を粉末にして水で溶かして飲むような健康食品で、何かよくわかりませんでしたが、定価の2掛けくらいの好条件でしたので、物もろくに見ずに即オッケーです。(笑)
それらしい商品が安く入れば言うことありませんので、そんな超適当な決め方だったのです。
いろんな自然食品らしき商品を集めていくと、料理には「さしすせそ」があることを知りました。
料理の基本調味料は、砂糖、塩、酢、醤油(せうゆ?)、ソースということですね。
それを知ってからは、この5品をメインに集めました。
あ、「そ」はソースではなく味噌でした。(笑)
まあ、ソースでも味噌でもヌカ味噌でもカニ味噌でも何でもいいのですが、何か指標があると集めやすいものです。
ぶっちゃけて言うと、扱うかどうかの判断基準はめちゃくちゃ適当でした。(笑)
ほとんど味見をすることもなく、「見た目が良いということは、中身も良いはずだ!」という適当な理念のもとで見た目で適当に判断していたのです。
それはいいとして、結果的に短期間で「さしすせそ」の5品は集まり、他にも何種類かのラインナップとなりました。
(良くないやろ?)
はっきりとは覚えていませんが、15種類近くはあったと思います。
この数が多いか少ないかはわかりませんが、ともかく、それなりに商品は集まりました。
さて、次は肝心の販売ですが、まだ具体的な方法が決まっていませんでした・・・。(汗)