販売員を集める1

今日は以前の事業の話を書きます。

新旧入り乱れとなりますが、それもまたこのブログの魅力ということで！

自然食品の販売をやることになり、10種類以上の商品数は揃いましたので、次は販売しなければなりません。

営業のおっさんがいますので、そこからチョロチョロと販売はできますが、その次の販売方法を構築しなければなりません。

おっさんが宅配パンの成功事例を経験していることもあり、販売員を使った販売方法を取ることにしました。

パートとかで販売員を雇うのではなく、歩合制の販売員を集めます。

歩合制なので固定費がかかることはなく、販売員がわ～っと広がっていけば、全国制覇も夢ではありません！

そう思っていましたが、仕入れにかかる費用のことは、まったく考えていませんでした。（笑）

販売員を集めるには、手っ取り早いのが広告を出すことです。

費用はかかりますが、自力でチンタラチンタラ集めるのは大変ですので、広告をドカッと出して一気に集めることにしました。

営業のおっさんが奈良県に強いということだったので、まずは奈良県全域に出すことにしました。

全域と言っても山の中や海岸沿いに出すわけはなく、北部の人口が集中している地域の全域です。

広告代の見積もりが100万を超え、値切っても半額の50万円くらいになり、「えらい高いなあ・・・」と悩みましたので、その記憶が残っています。

その後どうしたのかは覚えていませんが、最初から50万円を一気に払うバカではありませんので、地域を限定して出したと思います。

でも、やっぱりバカだったかもしれませんが。（笑）

内容は「販売員募集」のような感じで、説明会の日程とかも書いてあったような気がします。

もちろん、「おお～、魅力的だなあ！」と思う内容にしたのは当然です！

その広告の反応は・・・、あまり良くありませんでした。

思ったよりも応募がなく、はっきりと覚えているのは一人のおっさんだけです。

ただ、その人はすごく積極的で、「ぜひともやりたい！」という意気込みがあり、その後も付き合いが続いていくことになります。

その時は、もちろんその後のことまでわかりませんが、強力な人材が来てくれたので、広告を出したかいがあったといえるでしょう。

何人かの応募や問い合わせはありましたが、続く人はいなかったので、次は方法を考える必要がありました。

奈良の次は京都か大阪に広告を出すことにしました。

面白いのは、なぜか地元の滋賀に出そうと思わなかったことです。

なぜ外に外に向かっていったのかはわかりませんが、事業を大きくすることしか頭にありませんので、募集地域が先走っていたのでしょう。

そうやって販売員の募集をはじめましたが、具体的な販売方法や商品の流通などは何も考えていませんでした。（笑）