オルタナティブ・ブログ > 事業のヒント >

事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

勉強のためすごい人と一緒に仕事をする

»

以前に仕事をしていた運送会社の専務が退職して独立したので、私に一緒にやらないかと声がかかりました。

とてもすごい方なので、一緒に仕事ができるのは願ってもない話です。

定期便で安定した仕事ということで、売上の半分が私の収入になるということでした。

ただし、高速代は私持ちです。

売上が月100万円とすると、その半分の50万円が私の収入になり、そこから自分で高速代を支払い、残ったのが手取りになるということです。

会社側は半分の50万円からトラックの償却費、燃料代などを支払い、残りが手取りというか売上総利益になります。

トラックの償却費は年に1回の車検程度ですので、会社としてはなかなか良い仕事と言えます。

私の方は高速代を払わなければ悪くない収入ですが、高速を使わなければしんどい便ですので、そのあたりをどう考えるかによります。

仕事内容を聞いて直感的に「キツイな~」と思いましたが、高収入を得るのが目的ではありませんので、それほど気になりませんでした。

でも、やっぱり気になっていましたが。(笑)

運行内容としては、夜中に家を出発して朝、長野県で荷降ろしをします。

少し離れたところで荷物を積んで一旦帰ります。

次の日の早朝に出発して、兵庫県で荷降ろしをします。

そして、大阪の2、3ヶ所で荷物を積み、夕方に帰ってきます。

その夜中に出発して長野県に向かうという2日で1サイクルの定期便です。

いやー、我ながら細かいところまで覚えているもんです!

(それくらい普通は覚えてるやろ?)

この簡単な文書でどこまで伝わるかわかりませんが、結構ハードな便で、家でゆっくり寝ている暇はありません。

積み下ろしはリフトなので、まさにトラックに乗るのが仕事です!

本音を言えば、もうちょっと楽な仕事がありがたいですが、仕事内容を選ぶことはできませんので、仕方がありません。

良い方に考えれば、それだけハードな便ですので売上は良いです。

良いと言っても、4トン車で売上は月額100万円には届かず、90万円くらいだったと思います。

私はその半分ですので、45万円ですね。

その当時は運送会社の運賃は結構下がっていて、それでも良い方の売上でした。

運送会社は冬の時代に入りつつあったのです。

それはともかく、そのような内容と条件でした。

何か引っかかるものがあったような気がしますが、とにかく一緒にやって勉強できる機会ですので、すぐに行くことにしたのです。

Comment(0)