ユーザー車検代行の代行を始める
おっさん社長が車検代行で少し稼いでいましたので、私もやってみることにしました。
特に必要な物などはなく資金も不要ということです。
車検の依頼を受けると業者に流し、でき上がれば依頼者に引き渡すだけです。
代金は引き渡し時の支払いですが、業者に払うのはそれからでいいので、その間の費用も必要ありませんでした。
車検をする業者名は、「ユーザー車検代行社」です。
要するに、車検代行の代行のような変な形ですね。(笑)
それはいいとして、その業者名と代表者を聞いて、しばらくどうしようか考えました。
直感的に儲からないと感じたのと、代表者は私の出身中学の先生だったからです。
当時はユーザー車検が少し流行りだしてきて、ユーザー自身が車検を受けに行くので安くできるイメージがあり、それの代行をして儲かるのかと思いました。
代行なら儲かるとしても今回は代行の代行ですから、果たして手数料に見合う労力なのか疑問です。
出身中学の元先生というのも引っかかりました。
というのも非常に評判が悪く、私はその先生に教わったことがなかったのですが、「このおっさんは大丈夫かな?」という頼りなくパッとしない感じでしたので、その人に商売ができるのかと思ったのです。
でも、これから車検をするのではなく、すでに実績があるわけですから、そこは問題ないと考えました。
代行の代行についてはしばらく悩みましたが、良い考えを思い付きました!
ずっと代行の代行をやるのではなく、儲かりそうであれば、自分が直接ユーザー車検代行をやればいいのです。
今からやるにはノウハウも何もありませんので、代行の代行ができるのは、その第一歩としては言うことありません!
もしダメでも別に損はありません。
それに気が付いて、さっそく代行の代行をやってみることにしたのです。
まずは、ユーザー車検代行社の社長と会うことになりました。
社長というよりも個人事業ですので代表者ですね。
場所は先方の事務所・・・ではなく、車検場でも喫茶店やファミレスでもなく最寄りの駐車場です。(笑)
元先生でもある代表者と何年ぶりかに会って、「おお~!」と思いました。
パッとしない先生時代のイメージではなく、お客さん相手のキリッとした商売人になって・・・・・いなかったからです。(笑)
昔のパッとしない風貌のままでしたので、「おおぉぉ...」と思いましたが、人は見かけによらないかもしれません。
でも、話をしても昔のままで、「これで客商売ができるのだろうか?」という感じでした。
どうも気になったので電力会社の知り合いに電話して、その人の自宅兼事務所の情報をこっそり教えてもらいました。
今ならそんなことはできませんが、少し前まで在職していた者の強みです。
どうやら昨日、今日始めたばかりでもなさそうでしたので、特に問題ないだろうと思って、不安を抱えながらスタートしたのです。