突然の下請け契約解除
おっさん社長の会社で、道路公団の下請けの現場仕事をしていました。
公団の元請け会社の社員や幹部は、おっさんのことをあまり良く思っていませんでした。
おっさんのことを一言で表現すれば、「お調子者でちゃらんぽらん」という感じです。(笑)
おっさんの会社は道路公団の元請け会社の下請けとして入り込み、その直後に私が行くことになって、半月もしないうちに雲行きが怪しくなってきました。
「もう危ないぞ?!」という噂が出てきたのです。
そうなるのは仕方ないとしても、まだ入り込んで日が浅く、敷地内に現場事務所も建てていますので、そう簡単に消えることはない状況です。
何よりも、元請け会社の所長とおっさんは仲が良いので、仮に幹部や社員が全員嫌っていたとしても、契約が消えることはないはずです。
その頃、おっさんは何をやっていたかといえば、何をやっているのかよくわかりませんでした。(笑)
他の事業があるので、そっちに行っているとは思っていましたが、何やら忙しそうにしているものの、よくわかりません・・・
良からぬ噂は社員から耳に入っているはずですが、特に何をするとかはありませんでした。
そうしているうちに、元請け会社から大きな発表がありました!
おっさんの会社との契約解除です。
普通に考えれば、青天の霹靂と言ったところでしょう。
でも、普通じゃないことが起こってしまったのです。
私も含めて従業員は数人で、はっきり言って仕事のレベルは高くありませんでしたが、特に問題があるわけでもなく、仕事は普通にちゃんとしていました。
ということは、会社の社長であるおっさんに問題があるということです。
社長がお調子者でちゃらんぽらんでも、従業員がしっかり仕事をしていたら別に問題はありません。
問題ないことはないとしても、それで契約解除になるなら、そもそも最初から契約できないはずです。
実際に、四方八方からボロカスに言われていても、こうした立場で仕事をし続けている社長も存在します。
誰でもそういう社長を見たことがありますよね。(笑)
今回は、敷地内に事務所まで建てた下請けを短期間でいきなり契約解除したわけです。
そうなるには、それ相応の理由があるはずです。
その理由は、金銭関連しかありません!!
ということで、こうして書きながら何が原因だったのかを必死で思い出していたら、金銭関連だったことを思い出しました!(笑)
書いている途中では原因が思い出せず、「はて・・・、何でこうなったんだっけ?」と悩んでいましたが、引き出しの奥深くにある記憶が蘇ってきました!
そもそも、どうやって契約できたかも金銭が関連していましたので、それはまた明日、書くことにします。