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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

2回目の奨学生のチャレンジ結果は・・・

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関西の電力会社に就職した私は、奨学制度を使って人より上に立つことを目指しましたが、難易度が高く失敗に終わりました。

次にどうやって人の上に立つかを考えましたが、短期間で確実なのは奨学生以外にありません。

そうなると、選択肢が一つしかなく、もう一度チャレンジすることにしました。

すでに合格してもおかしくない実力があるわけですから、1年あれば十分に合格する実力が付くだろうと考えたのです。

初回よりもペースは少し落ちたと思いますが、仕事をしながらの受験勉強は進みました。

実力は上がっていきましたが、思った以上に伸びないことを実感しつつ、本番を迎えました。

センター試験はそれなりで、2次試験が終わった直後、「こりゃダメだ・・・」という結果でした・・・。

次は2次募集があるのですが、少しの枠に何倍もの受験生が殺到しますので倍率は数倍になり、すごく狭き門になります。

普通にやっていれば太刀打ちできませんので、一発逆転を狙いました!

ある大学が数学だけの試験になっていましたので、得意な問題が重なれば可能性があると考えたのです。

数学は3問くらい出題されますので、そのうちの2問が満点なら、もう1問は部分点で稼げば何とかなります。

しかし、2問苦手な問題があれば、「アウトー!」です。

非常に可能性が低く、一か八かの賭けみたいなものですが、同じことを考える奴はたくさんいるもので、倍率は軽く10倍を超えていました。

その結果は、試験問題を見た瞬間に「アウトー!」でした。(笑)

こうして、2度目の奨学生チャレンジが終わりました。

世間では一浪、二浪と浪人する人がいて、三浪というのも聞いたことがあります。

一浪はまだわかりますが、「二浪なんてバカじゃないか?」と思っていました。

でも、実際に受験してみて、2回受験に失敗する人の気持というか状況がわかったような気がしました。

さっき書きましたが、2次試験の数学なんて3問くらいしか出ませんので、運悪く2問苦手な問題があれば、数学は「はい、アウト!」となります。

数学が苦手でも、2問得意な問題が出れば「超ラッキー!」となり、それが合否に大きく作用します。

「受験は水物」とよく言われますが、まさにそれを実感したのでした。

ともかく、これで結果は出ました。

もう1年チャレンジすることはできましたが、さすがに気力も出ませんので、奨学生のチャレンジは終了となりました。

そうなるとただの社員に戻り、何の変化もない日々を送らねばなりません。

もちろん私の野心はこれで終わるわけがありませんので、次なるチャレンジに目を光らせていました。

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