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経営現場で必要となる経営者のマインドや視点に対する一考察

知ってますか?周期性って!

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 船井総研のコンサルティング発想の中に【周期性マーケティング】という考え方があります。これはどんな業界にもある一定の周期があり、その連続性をルール化できれば、未来に向けた経営指導が出来ると考えたものです。実は日本の歴史も200年周期で時代が変革しています。235年の卑弥呼登場を皮切りに、大和朝廷が380年、推古天皇即位が592年。平安京遷都が794年、藤原道長による摂関政治が1016年。といった感じで約200年周期で大きな変革が起きています。ただし、江戸幕府が鎖国をしていた為、次の変革期である明治維新だけは1868年と50年から60年のズレが生じてしまいました。ただし、歴史的には概ね200年の周期である為、80%の確率で2015年前後、20%の確率で2050年前後と次の大きな時代の転換期を船井総研では読んでいます。

 この様に、人が織り成す活動には一定の周期というルールが存在し、それに従って人は活動していると考えられます。こうした流れを自分なりに見つけて、そのルールに従ってビジネスを進めていく事は、将来を見据える必要のある経営者にとって非常に大切な要素だと感じています。私自身も自分が専門のコンサルティング先としているITサービス産業に対する一定の周期性を認識しています。こうした周期性のルールは、その事実が明確に分かるまで証明が出来ませんし、そうなったとしても今後もそうなると証明する事は困難です。しかし、経営者はそうした先の見えない暗闇の中を、自分が信じた道に従い歩いていく事を義務付けられています。だからこそ、こうした周期性というルールを自分なりに見つける活動が必要になる、これから正しくそういった時代になるだろうと感じています。

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