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経営現場で必要となる経営者のマインドや視点に対する一考察

答えは経営者が持っている

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 経営者に対する現場支援をする中で、常々私が感じている事があります。それは【答えは全て社長が持っている】という事です。船井総研の創業者である船井幸雄は、社長の嫌がる事は成功しないと教えています。これは確かにその通りです。面白いのですが、どれ程その戦略が素晴らしい内容であっても、成功するかしないかは経営者の心です。経営者の心がその戦略に対して前を向いていれば成功する可能性は高まります。しかし、後ろ向きであれば、やはり成功しません。

 私も経営者に対して色々な提案活動をします。現場支援の中で膨らんだアイディアに対して、私なりのアドバイスをします。私自身は過去の成功事例や時流、他社のモデルから、これならと思える提案をするのですが、たまに社長の表情が優れない時があります。私の言っている意味を理解出来ない事も大きいのですが、表面的なYESだけで、内面的にはNOと言っています。

 現場支援を繰り返す中で、私にとって必要な事は、経営者が持っている答えを導き出す事だという事です。この答えとは、表面的なものではなく、本質により近い内容を聞き出します。そして、その本質的な方向性に対してアイディアをぶつけていくのです。こうすると経営者の表情は明るくなり、実行スピードも上がります。大切な事は、やはり経営者のやりたい方向性を理解する事であり、答えは経営者が持っていると考えるスタンスです。私もまだ、完璧には出来ませんが、今後もこうした思いを大切に現場支援をしていきたいと考えています。

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