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経営現場で必要となる経営者のマインドや視点に対する一考察

成長する経営者に共通する【憤】

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 船井総研で学んだ事の一つに【憤】があります。これは読んで字の如く【憤り】です。ある自信を持って臨んだ行動に対して、予想と違う結果が出た時に、人はこの憤りを感じます。特に真剣に取り組んで大きな自信を持っている場合に、この憤りは大きくなります。船井総研では、この憤りを感じる事は成功する為のステップとして重要だと考えています。しかし、この時に成功するタイプと失敗するタイプ、2つのタイプに分かれていきます。

 失敗するタイプは【憤り】⇒【私憤】になります。つまり個人的な恨みに変わり、曲がった力をその憤りを感じた対象にぶつけていく事になります。これは自分のツキを落とす事にも繋がりますし、結果的に結果は何も改善されません。当然自己成長を遂げる事も出来ません。
 成功するタイプは【憤り】⇒【公憤】となります。これはその憤りで感じた力を、『今に見とけよ。絶対に成功してやる』という正の方向に向ける事です。これにより、自分を認めてもらう為にはどうすれば良いのか、どうすればより成功に近付くのか。こうした自分への挑戦意識が生まれます。

 どんな人にも必ず憤る瞬間があります。その小さな憤りについても、公憤を積み重ねる人と私憤を積み重ねる人とでは、将来的な結果は明らかに違いがあると思います、憤りを感じられる人は、それだけ挑戦している人です。その憤りのチャンスを自己成長へと繋げるステップを意識する事が非常に大切です。

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