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経営現場で必要となる経営者のマインドや視点に対する一考察

社長と社員の奇妙な関係 心温まる社長の発想

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 経営者と社員は親子の関係です。特に創業社長にとって社員は息子や娘を見る気持ちになります。ある成長している会社の幹部研修をさせて頂きました。幹部・リーダークラスも含めて総勢26名が泊り込みの研修でした。ある課題に対して翌日までに経営陣に対して30分間のプレゼンテーションをしてもらうというものです。泊り込みの為、ほとんどのチームが深夜までのディスカッションをしていました。経営陣にも同じ様な課題に挑戦して貰いましたが、やはり経営陣は10時過ぎには終了していました。一度ホテルへのチェックインをする為に事務所を出て、経営陣と少しだけ飲みに行きました。

 しばらく今後の会社のビジョンに関して話をしていましたが、経営者とある幹部2名がそわそわしているのです。お聞きすると、再度事務所に戻って社員の様子を見たいと仰いました。そして戻ってからの社長や幹部の表情を見ていると、その真剣なディスカッションをしている様子に目頭を熱くされているようでした。本当に親が子供の成長を喜んでいるような心温まる情景を見ることが出来ました。

 その会社は【人】を大切にする会社です。社長はいつも自社の社員を褒めています。人に対する愛情は半端ではありません。船井総研では親身法という経営の原理・原則があります。それは自社の社員・お客様、関わる全ての人を自分の親や子供だと考えて接しなさいと言う教えです。この会社は正にその事を体現しているなと感じました。この会社は社長の描く成長戦略通りに順調に伸び続けています。そこには社長と社員のそんな関係が強みとして存在していたんだなと感じました。

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