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経営現場で必要となる経営者のマインドや視点に対する一考察

プロ化する為の方法

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 私が前職時代に先輩から教えられた事があります。それはセルフイメージの問題ですが、『自分をサラリーマンだと思うな。プロフェッショナルだと考えろ』というものでした。これはその後の私の人生に大きなインパクトを与えた出来事でした。サラリーマンという意識では絶対に行わない自己投資についても積極的に行う様になりました。それは自分をプロとして認識したからだと、今だと分かります。

 船井総研に入社して、創業者である船井幸雄の話を聞く機会がありました。その時、彼がプロ化する為のコツについて教えてくれました。それはそのプロになりたいと感じている事に対して『意識的、集中的に学ぶこと』でした。船井総研では100店行脚という手法があります。これは業種特化型の船井総研ならでは強みですが、その領域のコンサルタントになりたかったら、その業界の店舗を100店訪問しなさいというものです。そうしている間、必ず自分がその領域でのコンサルタントになりたいと考えているので、常に意識はそこに集中しています。すると、50店も超えてくるとそのお店の活性化の手法が分かってくると言います。

 ある方は、その領域で専門家になりたいと思ったら、その分野の書籍を10冊以上集中して読むいった人もいます。すると、大枠で言葉や状態を理解できるのです。プロ化する為には学ぶ事が大切です。しかし、だらだらと時間を掛けるのではなく、意識的・集中的に学ぶのです。船井幸雄曰く、早ければ一ヶ月、遅くても三ヶ月程度でプロになれると言っています。つまりそのレベルでプロになる為に集中する事が大切なのです。

 ソフト開発会社の経営者は、技術者としてプロの領域に達している方は多くいらっしゃいます。しかし、経営者としてプロ化している方は少数です。その為に優秀な経営者の講演やテープ、また直接会うという経験を100名実践する事をお勧めします。すると、経営者としてプロ化する事が出来ると思います。

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