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経営現場で必要となる経営者のマインドや視点に対する一考察

ソフトハウス経営者のための勉強とは・・・

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 中小ソフトハウスの経営者にとって、実は正念場の1年になると予測しています。外部環境の大きな変化によって、相当数の企業が影響を受けると予測出来ます。今、業界を俯瞰して見ていると、幾つかの事が分かってきます。一つは、大型化の流れ。誰も保証していないのですが、何時の間にか業界の指針となっている『トップライン3000億円』思想。また、社員の労働実態の改善ではなく、今の商売を確保する目的で労働法に異議を唱える業界の流れ。そして、このままでは駄目だと奮起し、会社の方向性について真剣に考える改革派経営者。業界そのものが、正に未曾有の混乱状態に陥っています。

 このような混乱の時代、見通しの見えない時代だからこそ本物の経営が求められます。中小企業は経営者で99.9%決まる、というのが創業者 船井幸雄の言葉です。これは多くの経営者とお付き合いする中で真実だと実感しています。そこで非常に大切なポイントです。こういった時代だからこそ必要なことが【正しい哲学】を持つ事です。会社には永遠に追い求めていく経営理念があります。それは経営者の正しい哲学から導き出されるものです。その為に経営者は多くの勉強をする必要があります。多くの人に会い、多くの情報に触れ、その中から自分なりの正しさを表現する事になります。

 面白い傾向ですが、伸び悩んでいる経営者ほど勉強嫌いです。情報収集も外部環境へのアンテナも、素晴らしい経営者との新たな出会いも、全て興味を示しません。反対に内向きの力に終始します。これでは正しい哲学を持つ事が出来ません。混乱の時代は前例が無くなります。しかし、過去の周期や意識を未来に向ける事で、ほんの少し見えてくることがあります。正しい哲学を導き出すための学びや気付き。これからの経営者にとって、とても大切な要素だと感じています。

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