オリンピックを見ていて疑問に思ったこと レスリング日本代表のユニフォーム、なぜ虎が・・・
ロンドンオリンピックは連夜連夜のメダル獲得。そしてレスリングで2つの金メダルを獲得しました。オリンピック前から期待されていた伊調 馨選手、そして一度は引退したものの復帰を果たした小原 日登美選手、本当におめでとうございます!
さて、多くの人がこのお二人の試合や表彰式の映像を見て「なんだこれ?」って思ったのではないでしょうか。それはユニフォームの真ん中に堂々と構える「虎の顔」。ほかの競技ではなかなか見られない個性的なユニフォームですが、なぜ虎の顔なんでしょうか。ちょっと日本レスリング協会さんにメールで問い合わせてみたら、HPの6月18日付のお知らせに理由が掲載されているとのこと。
それによると「強さ」と「勝利」を表現していて、協会側からユニフォーム提供元のアシックスに「強さの象徴となるものを入れて欲しい」と要望を出したそうです。そして出来上がったユニフォームがこの「虎」のユニフォームなんですね。実は「虎の顔」ばかりに注目が集まりますが、ユニフォーム全体に虎柄をあしらっているそうです。
そして機能性も北京オリンピックの時よりもアップ!
素材はポリエステルから帝人ファイバー株式会社との共同開発した「NANOFRONT」を採用し、フォルムもレスリングの基本姿勢にフィットさせた専用のパターンを使用した。これにより、体幹の安定による体軸のブレ軽減や部分着圧による筋動既往率のアップを可能にさせた。
なんだかかなりすごい技術がつかわれているみたいです。
ユニフォームと書いてきましたが、正式には「シングレット」と呼ぶそうですね。俗称は「吊りパン」らしいです。そして前々回のアテネオリンピックのときには「仁王像」、前回北京オリンピックのときには「黄金の昇り竜」がユニフォームに描かれていたとか。そう言われてみたら「昇り竜」は記憶にあるような。
今夜は吉田 沙保里選手と浜口京子選手が女子レスリングに出場します。また金メダルが獲得できるように応援していきましょう!
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