SaaSは新パラダイム
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先週はSaaS関連の2つのイベントに参加しました。
「Salesoforce オンデマンド・アプリケーション&プラットフォーム
ご紹介セミナー」とオラクルの「CRM Summit 2007」です。
SaaSの本質は何たるかは、色んなところで語られていますのでここでは割愛しますが、2社のSaaSビジネスに対するスタンスの違い明確でした。
方や、ASPからビジネスをスタートしSaaSのトップランナーで、もう一方はパッケージ販売の成功体験を持つ会社ですのでそのスタンスの違いを説明するまでもないでしょう。
象徴的なこととして、セールスフォースのセミナーではIT業界の知人にはどなたにも会いませんでしたが、オラクルのセミナーでは多くの知人にお会いしました。
SaaSによってITビジネスを徹底的に「サービス型」しようとするパラダイムと、従来型の延長に新しい傾向も押さえておこうとするパラダイムはまるで違うと実感しました。
この原稿を書いている最中に、大手コンピュータ会社から電話があり、「2ヶ月前にTechTargetから弊社の資料をダウンロードいただきましたが覚えていらっしゃいますか?」
とのセールスフォローでした。「覚えていない」と答えたのは勿論です。
CRMシステムが「所有型」であろうと「サービス型」であろうと、ちゃんとしたCRMを実践しないと意味がありません。
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