あなたは、会社の代表なんですからね。
外資系銀行のラウンジにて
客A:「直ってないですね」
嬢B:「私は上司に報告しました」
客A:「なにぃ~!!」(かなり、お怒りの感じで)
外資系銀行のラウンジで、無料のコーヒーを頂きながら、前回のブログを書いていたときの出来事です。
そのラウンジには、市況や口座情報を確認するための専用端末が設置してありますが、あまり使われていません。「客A」が先週来店した際に、端末を開くと市況の画面が上手く表示されませんでした。そこで受付の「嬢B」に、
「市況が見れないから、ちゃんと直しておいてね」
って言ってラウンジを後にしました。
そして、今週、市況を確認するためにラウンジの端末にログインした「客A」は、先週と変わっていない状況を前に、少々テンションがアップしたようでした。受付には、先週と同じ「嬢B」が居ます。
「客A」が「嬢B」に「直ってないですね」と声を掛けました。この時の「嬢B」の受け答えに、びっくらこいたのです。久しぶりに常識外れの笑い話のような、顧客対応として最低の答えが返ってきたのです。
嬢B:「私は上司に報告しました」
あ~..ありえない....
世界有数の銀行のゴールド会員ラウンジ嬢の対応です。
「顧客対応をしているあなたは、会社の代表なんですからね。お客様はあなたを通して会社と付き合いをしてるんですよ。」という「客A」の心の叫びが聞こえてきました。私なら、絶対に口にしています。
ただ、紳士である「客A」は、流石です。
客A:「支店長を呼んでください」
お客様と取引や商談をする時は、営業や経理をはじめ様々な部門の社員が対応しますが、お客様にとっては、その社員一人ひとりが会社の代表なんですよね。
私:「あなたは、会社の代表なんですからね。」
とつぶやくのであった。