中小市場へのクラウド展開は認知から..生の声です。
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先日、中堅中小マーケットで活躍されているお客様(エンドユーザ)を対象とした、クラウド/SaaS関連のセミナーの講師をさせていただきました。
事前のセミナー事務局との打合せでは、そろそろ、
クラウドって何? とか
SaaSとASPは何が違うの みたいなことは
みなさん理解しているので、もう少し
事例中心の突っ込んだ内容にしよう。
てな感じで、準備を進めていました。確かに情報が豊富に入手できる大手企業や、毎日のように関連セミナーが開催される大都市圏のお客様は、クラウドの概要について理解されてるようでした。
当日、セミナー開始時に会場に向かっていくつかの質問をさせていただき、反応を見ました。
これはやばいかも...
セミナー開始直後に、「来場者の大多数がクラウドって何?」状態であることを悟らされたのです。
コンテンツの前半部分の入門に近いところに時間を割き、普段では考えられないぐらい丁寧に、大事な点を繰り返し、ゆっくりと展開し、何とか会場との一体感を保ったまま、終了することができました。久しぶりに時間を少し超過してしまいました。
そのセミナーで頂いたアンケートの一例です。
- クラウドはニュースで聞いた程度しか知らなかったので、どういうものかが少し分かったので良かった。
- 全くの素人でしたので、大変勉強になりました。これを機会にさらに詳しく調べたいと思います。
- 「クラウド」の意味が判った。
- まだクラウドを使用していないので、これから勉強してみたいと思いました。
- だいたいのイメージがつかめて大変よかった。
「生の声」 です。
我々ベンダーが思っているほど、中小企業ユーザにはクラウド/SaaSは伝わっていないのです。知らないユーザが悪いのか、伝えきれないベンダーが悪いのか、様々な要因がありますが、
「今までのような販売チャネルやSI提案では、認知されない」
という事実を認識しなければなりません。
ますは、我々のサービスを知ってもらう、認知してもらうことから真剣に取り組む必要があります。
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