オルタナティブ・ブログ > ITソリューション塾 >

最新ITトレンドとビジネス戦略をわかりやすくお伝えします!

神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO 春の元気がアメリカからやって来た

»

IMG_5689.jpeg

8MATOのある八ヶ岳南麓は、いま冬から春へと空気が入れ替わりつつあります。

IMG_5690.jpegIMG_5687.jpeg8MATOの森もすこしだけ緑がかってきたようです。

IMG_5733.jpegIMG_5673.jpeg

春の訪れを告げる山茱萸(さんしゅゆ)も、黄色い花を咲かせました。

この季節になると、このあたりでは黄色い花が賑やかです。山茱萸のほかにも檀香梅(だんこうばい)、連翹(れんぎょう)、山吹(やまぶき)などが花を咲かせます。

mitumata-03-10-2016-00-01.jpg

そんな黄色い花たちの合間に、雪柳(ゆきやなぎ)や利休梅(りきゅうばい)などの白い花が咲き、そして、すこしだけ黄色みを帯びた白花である三椏(みつまた)が彩りを添えています。

8MATOにつながる参道にも、彩りを添えようと、連翹、雪柳、利休梅を植えました。東京ではいまが見頃ですが、こちらではこれからです。東京とは2週間程度、遅いですね。桜もこれからです。伊呂波紅葉(いろはもみじ)も植えました。こちらは秋のお楽しみです。

移植した木々が、その土地に根付くには3年かかります。最初の年は、生き延びるために必死です。2年目になると地面に根を張り、3年目でやっとその土地に落ち着きます。さらに3年くらいすると、本来の成長の勢いを取り戻してくれるようですね。

気の長いはなしですが、木々とお付き合いするには、そんな時間感覚が大切です。

IMG_5723.jpeg

さて、そんな8MATOに米国・ユタ州から元気なお客様が来てくれました。お客様と言っても、娘夫婦とその子ども達です。日本に住む末娘の子ども達も合流し、賑やかになりました。

IMG_5721.jpeg

IMG_5726.jpeg

娘の夫のマイクは、建築の仕事をしており、8MATOの工法に興味津々でした。コンクリートを使わずに天然の石を基礎にした「石場建て」、この森で伐採した唐松と赤松を使って建てていること、石灰と麻と海藻糊の「漆喰」で壁を塗っていること、釘などの金具を使わずに伝統的な木組みで建物の構造強度を維持していることなど、私のつたない「日本語」で解説し、「凄いですねぇ」と流暢な日本語で返してくれました。

肌寒さは残ってはいますが、前日の雨も上がり、柔らかな春の陽射しの下で、子どもたちとピザを焼きました。

IMG_5712.jpeg

Ladies and gentlemen, I am going to give you some pizza dough. Please make your original pizza by putting your favorite toppings on it. ・・・通じたようです^^;

IMG_5718.jpegIMG_5717.jpegIMG_5714.jpegIMG_5715.jpeg

それぞれの性格がよく分かって面白かったですよ。「物静かだけれども、大雑把」、「元気がいいけど、やたら細かい」、「真面目な性格だけど、とてもアーティスティック」などなど、普段一緒にはいないので、よくわからなかった子どもための個性がよく分かる機会になりました。

大人達は、おしゃべりしながら食事を楽しみ、子ども達はお腹が満たされたら森に飛び出し、自分たちでいろいろな遊びを創ってははしゃいでいました。子どもは遊びの天才だと言いますが、森の中の枯れ枝を使って、自分たちでゲームを作って大はしゃぎでした。

そのエネルギー量は、半端ありませんね。元気とか、活発とか、ありきたりの言葉では収まりません。きっと森の精気が彼らにエネルギーを与えているのでしょう。

そうやって遊んでエネルギー消耗して、電池が切れると何か食べに来て、また遊び始めるの繰り返しです。彼らの充電の速さには驚きます。

IMG_5697.JPG

さて、そんなプライベートな話しはさておき、とても、とても大切なお話があります。なんと、ヨガ界で知る人ぞ知る"yoちゃん"による「森のヨガ教室」が今年も開催です。流石に凍てつく冬の森のテラスでは厳しいと言うことで、春の訪れを待っていましたが、5月より再開します。

森林浴を楽しみながらのヨガ教室は、申し訳ないくらい「最高」です。それは、森の精気であるフィトンチッド(Phytoncide)の効果によるものであると言われています。フィトンチッドとはもともとロシア語からきており、フィトンとは「植物」、チッドとは「他の生物を殺す能力を有する」を意味しており、「植物からでる揮発成分は殺菌作用がある」と言うような意味になります。

フィトンチッドとは植物から発散される揮発性物質であり、植物はその生命を維持するため、また自らの成長を促すために、フィトンチッドを幹や葉から大気中に放出しています(森林気相現象)。この揮発している状態のテルペン類等を浴びることを森林浴(Ablution with phytoncides)といい、8MATOの森に浮かぶテラスは、森林浴にはうってつけです。

その効能はいろいろとあるようです。例えば、精神安定効果(リラクゼイション)、大脳皮質を活性化し調整力を高める効果、高血圧を抑制する効果、皮膚病・呼吸器系疾患の改善効果などが、科学的にも証明されているようです。

そんな森の中でのヨガ体験ですかね。ぜひ、お越し下さい。

また、もうひとつ大切なお知らせです。

727日(土)から728日(日)にかけて「第一回・8MATO祭」を開催します。なにをやるのか?気になりますよね・・・では、お答えしますと「何も決まっていません(笑)」!

まあ、こんなことをやろう、あんなことをやろう、はあるのですが、これから決めていこうと思います。是非皆さんからのご要望などお聞かせ下さい。

IMG_5735.jpeg

ということで、今週の8MATOも元気です。季節も良くなり、森に浮かぶテラスでの仕事は、心地よく最高ですよ。ぜひ、そんな時間を過ごしに来て下さい。

新入社員のための「1日研修/1万円」

今年で8年目を迎える恒例の"新入社員のための「1日研修/1万円」"の募集を始めました。

Tr.jpg

社会人として必要なITの常識を学び、ITに関わることのやり甲斐を考える

ChatGPTや生成AIの登場でビジネスの前提が大きく変わってしまいました。DXもまた再定義を余儀なくされています。アジャイル開発はもはや前提となりました。しかし、ChatGPTに代表される生成AIが何か、何ができるのかも知らず、DXとデジタル化を区別できず、なぜアジャイル開発なのかがわからないままに、現場に放り出されてしまえば、自信を無くしてしまいます。

そんな彼らに、いまのITの常識をわかりやすく、体系的に解説し、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうと企画しました。

お客様の話していることが分かる、社内の議論についてゆける、仕事が楽しくなる。そんな自信を手にして下さい。

【前提知識は不要】

ITについての前提知識は不要です。ITベンダー/SI事業者であるかどうかにかかわらず、ユーザー企業の皆様にもご参加頂けます。

SS.jpg

これからの営業の役割や仕事の進め方を学び、磨くべきスキルを考える

ChatGPTの登場により、ビジネス環境が大きく変わってしまいました。もはや、お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけでは、営業は務まりません。お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業には求められています。

AIやテクノロジーに任せるべきことはしっかりと任せ、人間の営業として何をすべきか、そのためにいかなる知識やスキルを身につけるべきなのか。そんな、これからの営業の基本を学びます。また、営業という仕事のやり甲斐や醍醐味についても、考えてもらえる機会を提供致します。

新入社員以外のみなさんへ

内容は、新入社員向けですが、若手の皆さんにもお役に立つはずです。また、ベテランの方や他業界から転職された皆さんにとっては、ITトレンドのいまの常識を確認することやIT営業の基本を知る機会としても、お役に立てると思います。

人材育成のご担当者様にとっては、研修のノウハウを学ぶ機会となるはずです。教材は全て差し上げますので、自社のプログラムを開発するための参考にしてください。

神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO

banne_rpamphlet.png

Comment(0)