6インチスマートフォンXperia Z Ultraが最高に使いやすい理由
モバイルを愛していますか?モバイル情報ブロガーの伊藤浩一です。スマートフォンは、普及するにつれて、高機能化しています。さらに、画面サイズも、どんどん大きくなっています。当初、スマートフォンが発売された頃、初代iPhone 3Gのディスプレイサイズは、3.5インチでした。それでも、携帯電話ユーザーから見れば、随分大きなディスプレイに見えたはずです。
それが昨今は、ファブレットと呼ばれる5インチのディスプレイを搭載したスマートフォンが標準になりつつあります。iPhone 5sは4インチディスプレイを搭載していますので、小型のスマートフォンに見えてしまうほどです。
ファブレットの5インチディスプレイ機種を使ってみると、片手で操作するのは、結構、困難な場面があります。特に、電車でつり革に掴まった状態で、片手で操作するときに、困ることがあります。本体を、握って、親指で画面をタップするスタイルになりますが、親指が画面の端まで届きません。結局、つり革に掴まっている手を離して、両手で操作することになります。
そんな日常ユースで、使いにくさを感じてしまうファブレットですが、そのディスプレイサイズをさらに超えるスマートフォンが発売になりました。Xperia Z Ultraです。ディスプレイサイズは、何と、6.4インチ。ここまで大きくなると、スマートフォンというより、タブレットに近い存在になります。
6.4インチを搭載したXperia Z Ultraを目の前にしたとき、「これをスマートフォンとして、果たして使えるだろうか」と、長年スマートフォンを利用している私でさえ、ちょっと疑問に思えました。しかし、日常生活で使っているうちに、だんだんこのサイズがベストではないか、と思えてきました。
まず、当たり前ですが、ディスプレイが広い!スマートフォンで、ブラウザを使うときに、スマートフォン対応サイトを見る機会が多くなりますが、私は、PCサイトも良く閲覧しています。やはり、PCサイトの情報量の多さは、魅力的です。スマートフォンでPCサイトを見ると、画面の狭さのため、縦横に何度もスクロールして見る必要があります。それが、Xperia Z Ultraでは、PCに近い表示で、PC対応サイトを見ることができます。
そして、文字入力が快適!ディスプレイが広いため、ソフトキーボードも大きくなります。タッチでの入力がしやすくなります。また、Bluetoothキーボードを使った場合も、ディスプレイが大きいため、ノートパソコンに近いスタイルで入力が可能です。
さらに、動画が見やすい!スマートフォンで、YouTubeなどの動画サイトをよく見ますが、字幕のある動画などは、どうしても見づらくなります。6.4インチで動画鑑賞は、余裕を持って見ることができます。
まだまだあります。写真の整理がしやすい!デジタル一眼レフで写真をよく撮影していますが、撮影したデータを閲覧する場合、カメラのディスプレイで見るより、6.4インチのディスプレイに一覧表示した方が、閲覧性が格段に上がります。特に、無線LANで連動できるソニーα7を使っているので、Xperia Z Ultraは使いやすく感じます。
そして、工夫すれば、片手操作も可能!他所で、大型ディスプレイ搭載機種にて、片手操作する方法を記事にしましたが、ユーザーの工夫次第で、実は、片手でうまく利用ができます。この方法を実践して、毎日の満員電車の中で、Xperia Z Ultraを利用しています。
最後に、意外な点として、電話として使いやすい!この大きさで、電話として使うのはどうかと思いましたが、Xperia Z Ultraの縦の長さは、家庭用電話のコードレスフォンのようなサイズになっており、実は、口がマイクに近いため、声をマイクで拾いやすい距離になっています。小さなスマートフォンより、電話として使うのに向いている、という意外な結果でした。
現在、スマートフォンは、4インチ(iPhone 5s)、5インチ(Xperia Z)、6.4インチ(Xperia Z Uitra)を併用していますが、使用頻度が一番高いのが、Xperia Z Ultraになっています。大きさのデメリットより、メリットが大きくなっているためと思われます。
スマートフォンを日常でより活用するユーザーに、この6インチサイズのスマートフォンはお薦め、と感じています。ぜひお試しください。