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【オルタナ】グローバルなビジネスの問題点と解決策【ミーティング】

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こんばんは、暑い日はクーラーに冷却されながらブログを書く。そんな休日を過ごしています、松井です。

毎日クーラーつけっぱなしで夏の風物詩とすっかり縁遠くなりました。

それはさておき、昨日のオルタナ定例ミーティングでは町田龍馬さんによるバーチャルコラボレーションの講習がありました。若くして起業し、バーチャルの世界を活用しているという彼をうらやましく思いました。あたらし世界に飛び込むってわくわくしますよね。

バーチャルコラボレーションというのはざっくりいうとネットを使ってフリーランサーに仕事をアウトソースするという考え方。すでにそれを実現するサービスがいくつか登場しています。freelance.com とか日本であれば@SOHOなど。

ミーティングの中で、このバーチャルコラボレーション関連で盛り上がったのが知的財産の管理。そう、バーチャルで世界中の様々な人々に仕事を依頼するわけですから、設計の内容とかノウハウの流出というのがリスクとして存在するわけですね。

その場には経験豊富な方々が集まっていたので、色々なパターンを例に出し、どういったことが問題になるかといったこととか、それに対する解決策について話されていました。特に国ごとに法律も文化も異なる状況で、どのように安全と信用を担保するかといったところの不安が大きいようですね。

しかし、そういった問題であればすでに解決策は提示されていると考えています。

例えば著作権についてはYouTubeが各国に対して権利問題を処理し、そのおかげで何も意識すること無く世界中の動画を楽しむことができています。それ以外にもすでにたくさんのウェブサービスが、国境をまたいでサービスを提供しているのでお手本は十分あります。

現時点でfreelance.comなどのサイトがどこまでこのような問題を解決しているかはわかりませんが、この辺りは時間が解決してくれるだろうと楽観しています。それよりも大きな問題は、こういった仕事の進め方が浸透するにつれ伝統的な日本企業は置き去りにされてしまうことでしょうか。

プロジェクトや業務プロセスの可視化を怠り、義理と人情で仕事を進めてきた代償は大きいのです。誰に何をいつまでにやらせるかといったことを見える形の計画に落とし込まないと、バーチャルコラボレーションは成り立たないのですから。

そんなわけで恐らく来年の中頃には「バーチャルで完結したプロダクトには心が通っていない。」なんて言うことを伝統企業の社長さんが週刊ダイアモンドあたりで得々と語るんではないかと予想しています。

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