できるだけまずは自分の目で見てから考えたほうがいいんだと思う
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先日なにかの集まりの時に話題がミャンマーのことになったのですが、その場にいらした社長さんが、「ミャンマーなんて軍が全部牛耳ってるんだから、国民も外資もお金は全部軍に吸い取られる、ろくでもないところなんだよ。」と。
似たような会話として、
「ラオスは貧しい社会主義の国だから、どうせ北朝鮮と変わらないでしょ。」
とか、
「インドネシアはイスラムなので、リゾートのバリ島はともかくジャカルタなんて恐くて恐くて。」
なども。
軍が強い、一党独裁、イスラム教徒が多い、というようなのは日本で暮らしていると未知の世界であるわけですが、だからといって魑魅魍魎の住む魔界だと考えてしまうのは早計でしょう。
子供の頃に、同じ町でも川を挟んだ向こう側(小学校の校区がちがう)のことを、“あっちには唇が分厚いおかしな人たちが住んでいて恐ろしい”的な話がありました。
田舎の小学生だから行動範囲が学区内だったりするので、まことしやかに。。
そんなわけないでしょ。
もちろん、国が違えば宗教や社会システムが異なることで日本の常識とは違うところがあるとしても、イメージだけで恐れるとかバカにすることほど危険なことはないと思います。
できれば自分の目で見て確かめて、考えていきたいものですね。
主観で見えるものだけが真実とは限らない、というのもありますけど、まずは百聞は一見に如かず、ということで。
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