tech・ed来場者に、ありがとう。ハッシュタグ#techedj09に、さようなら。そして、すべての開発者達におめでとう
大盛況のうちに3日間の全日程を終えたtech・ed。ご来場いただいた皆様、
キーノートのライブ中継を視聴いただいた皆様、さまざまな観点から
tech・edに関わっていただいた皆様に改めて感謝したい。
tech・edとしては今回初の試みとなったキーノートのライブ配信、内容もさることながら、
高品質な動画配信を支える技術Smooth Streamingにも、驚きや高い評価をいただいた。
Silverlight3の日本ローンチイベントでもあったReMIXで一度披露しているのだが、
今回さらに多くの方々にそのポテンシャルを見いだしていただけたのは嬉しい限りだ。
ライブ配信終了後も、オンデマンド配信としてご覧いただけるので、まだ見てない、
という方は是非この機会に2.5MBPSの高画質配信を体感いただきたい。ポイントは、
これをライブで配信していたということである。
IIS7とSilverlight3のシンクロ率の高さがなせる技であるSmooth Streaming。詳細について
知りたいという方は、ReMIXで大西と奥主が行ったブレイクアウトセッションA-3の
資料ダウンロードと動画配信をご利用いただきたい。ちなみに私のセッションはA-1。
アンケート結果の集計も進みつつあり、概ねご満足いただけたようではあるのだが、
特筆すべき点のひとつに、BoFやライトニングトークの満足度の高さをあげることができる。
マイクロソフトからの情報提供という形ではなく、開発者コミュニティが主体となって
提供されるこれらの来場者参加型セッションは、実際に開発に携わっている開発者の
生の声を聞くことができるだけでなく、講演者との距離感が近いために自然と
インタラクティブ性が高くなるのが特徴だ。マイクロソフトは場を提供しているだけである。
また、これらコミュニティ系の施策の盛り上げに一役買っているのがtwitterだ。
私の私見ではあるが、非マイクロソフトな領域に比べると、マイクロソフト周辺にいる方々は
twitterの利用がそれほど盛んではない。
U.S.ではまったくもってそのようなことはないのだが、日本の場合マイクロソフトの
プラットフォームでビジネスを展開している多くの開発者が大手SI'erやその系列企業に
所属されている場合が多く、もしかするとtwitterのようなソーシャルメディアの
業務時間中の利用を、企業側で明示的または暗黙的に禁止していることも影響している
かもしれない。我々がtwitterでつながりをもてるのは、MVPの方々を筆頭に、
やはり個人主体で活躍されている開発者の皆さんが多いのである。
ハッシュタグ #techedj09 での発言も、初日のキーノートから最終日最終スロットの
ライトニングトーク、その後のコミュニティ活動や振り返りなども含め盛り上がりを見せている。
私のフォローはお気軽に。発言はそれほど多くないのでTLを占有するようなことはないだろう。
楽しかった開発者の夏の祭典tech・edにさようなら、といって感傷に浸っていると、すぐにU.S.開催の
PDCがやってくる。AzureのグローバルLaunchを兼ねた今年は例年以上に盛り上がるかもしれない。
手配が面倒だという方には旅行代理店で込み込みパックが企画されているので検討いただきたい。
早期申し込み割引は15日まで。お早めに。
ちなみに、お気づきの方も多いかもしれないが、今日の投稿のタイトルはTV版エヴァンゲリオンの
最終回のオマージュである。tech・edの私のセッション資料T2-203 Azure開発概要も、
少しだけヱヴァンゲリヲン新劇場版風味を加えさせていただいた。tech・ed参加者の皆さんは
Onlineサービスで引き続き11月までダウンロード可能なので(要認証)、時間の都合などで
参加できなかったセッションのチェックなどにご活用いただきたい。