敢えて言おうザク、グフ、ドムであると。曲線にジオンの精神を感じるArc Mouse
自称ガンオタの人には是非使っていただきたい。これがマイクロソフト製かどうかは
さしたる問題ではない。当初、ブラック/レッド/ブルーが発売されたときには迂闊にも
そう感じなかったのだが、限定生産のホワイト/パープル/グリーンが投入されたことで
ある日ふと気づかされた。そう、ザク/グフ/ドムではないか!と。
ご存じの方もいるだろうが、マイクロソフトはソフトウェア製品だけでなく、マウスや
キーボードといったハードウェア製品も開発・販売している。コアなPCゲーム好き
でなくとも、往年の名機サイドワインダーの名前は聞き覚えがあるのではなかろうか。
ただ、これまでどちらかというとゲーマーやこだわり派のための、ハイスペック製品、
語弊を恐れずに言うとややマニア向けの製品が多かったことは否めない。
そこへ、デザインや使い勝手、質感にこだわった製品として、Arc Mouseが投入された。
まず、モノとしては申し分ない。
(なので、非ガンオタの一般の方にももちろん使っていただきたい!)
スペックは非常に高く、それでいて使いやすい。さらに、折りたたみ可変機構や
磁石によるUSBレシーバーの格納ギミックは、ガジェット好きにはたまらない。
さらに、冒頭で述べた機体色がにくい。私には
ZJA-00052 グリーン:MS-06FZ ザクII改(最終生産型ザクII)
ZJA-00019 ブルー :MS-07B3 グフカスタム
ZJA-00051 パープル:MS-09R-2リックドムII
のように見える。対応する型番を細かく指定しているのは、質感的に鉄臭さを感じる
超硬スチール合金という感じではなく、ツルリとしたプラスチック感と、ツートンの
塗装がどちらもややダークめな色指定になっているためであり、そういった作例・
描画が多そうなものを選んだつもりだ。
以前ご紹介した「ジオン軍の失敗」著者の岡嶋氏には、ザクII改仕様のグリーンを
ご愛用いただいている。レッドをみて「シャア専用」を意識する人もいるだろうが、
もちろん解像度が3倍なわけでもなく、あざとすぎる気がしてしまうので、
私は黒い三連星のパーソナルカラーにあやかったとされるリックドムII仕様の
パープルを愛用している。Z好きにはメッサーラにも見えなくない。
もちろん、製品の企画・デザイン担当者がガンオタで意識的に近づけたわけでは
ないのだが、この偶然の一致にはトキメキを感じずにはいられない。
強いて言えば、ホイールにLEDを仕込んでモノアイ風に光ったら完璧だった。
もっと言うと…、
言わずとしれた金色塗装のMSN-100 百式。(金色をピカピカのメッキにするか
ややマットな塗装にすべきかは意見が分かれるところだろう)
白いチタンメッキで隙間からサイコフレームがピンクに光るデストロイモードを
発動可能なRX-0 ユニコーン。
変形ギミックをもう少しがんばって円盤形状に折りたためる NRX-044 アッシマー。
水没しても壊れない MSM-07 ズゴック。
あたりもモデル展開してくれると全コレしたくなるほどグッとくるのだが、さすがに
社内でマジメに提案するのははばかられるので、私の戯言に刺激を受けられた方は、
たのみこむにでも、書き込んでいただきたい。
PCを操作して何らかの創作活動をする人にとって、マウスは非常に重要な
入力デバイスであり、こだわるポイントであると考える。
妥協せずに自分にあったものを選んで使うようにしていただきたい。