UQ WiMAX on Windows7動作検証報告:ティターンズとエウーゴをつなぐ架け橋への期待
結論から言うと、問題なく快適に使えている。
すでに多くのブログでも報告されているが、たまにお話を聞く機会があるので
念のためこちらでも触れておくことにする。
注意すべきはただ1点、ユーティリティソフトウェアのインストール時に、
Vista互換モードでインストーラーを起動することだけ。
端末付属のインストーラーではOSチェックを行っているようで、Windows7でそのまま実行すると
文字化けしたエラーメッセージが現れて先に進むことが出来ないし、ダウンロードした
インストーラーではインストーラーのゲージが途中で止まってしまうが、この方法で回避できる。
おそらく、Windows7で互換性の問題がある場合には、この手順の応用で対応できることと思われる。
パブリックベータとしても配布されているBild7000をいれた手元の環境を
先日社内限定最新Buildにしてみたが、今のところ問題なさそうに見える。
谷川氏のブログに端末は大きくて…という投稿があったが、
私がモニターとして使っているのはUSBコネクタ部分を折りたたむことができる。
ドライバと接続ユーティリティもこちらの製品紹介ページからダウンロードできる。
幅が広いので横並びのUSBポートでは隣をふさいでしまってやや不便といったところか。
ガンオタでこのブログの背景をご理解されている方はお気づきかもしれないが、
マイクロソフトが掲げるS+S(ソフトウェア+サービス)戦略は、
連邦軍内の2大勢力であるエウーゴ(サービス)とティターンズ(ソフトウェア)の同盟・共闘を意味している。
個別に戦うと苦戦を強いられるかもしれないアクシズ、ネオ・ジオンなどの旧ジオン系勢力も、
持てる力を総力戦で発揮できるならば有利な状況に持ち込むことが出来る。
Azure側の整備と平行してWindows7やOffice14の準備も着々と進んでいる。
先日日本で正式に発表のあったBPOSを、このブログではガンダムMk-II(黒)にあたる存在として紹介しているが、
史実では強奪するしかなかったこの機体も、共に戦うとなれば最初から円満に戦力として使うことが出来るのだ。
ネットワークインフラは、オンプレミスなソフトウェアとクラウドサービスをつなぐ架け橋として欠かせない存在だ。
加えて、マイクロソフトのS+S戦略には、デバイス対応が色濃く反映されているため、モバイルインフラの重要性は非常に高い。
ネットワークキャリア事業はマイクロソフト自身が手がけるビジネスではないため、間接的にしか関わることは出来ないが、
UQやイーモバイルなどが仕掛けることで、日本にも健全な競争原理が作用することを期待してやまない。
くれぐれも島国ガラパゴスにならぬよう。
最後にお決まりのお約束。このブログに記載している内容はマイクロソフトとしての公式見解ではない。
単に個人的にやってみたら動いた、という報告である旨、ご理解いただきたい。