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CA Technologies社、ID管理のベンダーArcot社を買収、自社のクラウド買収戦略6社目

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CA Technologies社が自社のクラウド事業を強化する事を目的に、新たな買収厚生をかけ始めてきた。今度は、Arcot社、というID管理技術を持 つ、CA州、Sunnyvale市に本社を置くベンダーである。 創業は1989年、従業員は165人。  銀行のオンフラインバンキングサービスでのユーザ認証などの技術を開発していた。また、クレジットカード業界でも大きな実績をあげており、一日に100万 枚のクレジットカードの認証を行っている、としている。

買収金額は、$2億ドル。
プレス発表記事はここ
http://www.ca.com/us/news/Press-Releases/na/2010/CA-Technologies-to-Acquire-Arcot

CA Technologies社は、今回の案件がクラウド事業関連の買収の6件目にあたり、下記が会会社の買収の続くもの。
Cassatt:  プライベートクラウド技術
3Tera:  クラウドサービスをを構築する開発していたプラットホーム
Oblicore:  サービスレベルを管理するアプリケーション
Nimsoft:  クラウドアプリケーションの性能監視ツール
4Base Technologies:  クラウドシステム構築のコンサルテーション事業

CA Technologies社は、買収戦略発表当時は、$10億ドルの投資を買収にかける、と宣言しており、今回の買収でその金額にかなり近付いている状況。

セキュリティが最近のクラウド事業を強化するインフラとして市場の大きな関心を集めている、という事は様々な市場調査の結果として現れており、その大きな要件として、クラウドサービスをを利用するユーザのID情報の管理である。

CA Technologiesは、IAMと呼ばれる自社のID管理技術とサービスを提供しており、今回の買収通して、Arcot社はCA TechnolgiesのIAM戦略を推進する、セキュリティグループと統合する事になる。

CA のクラウド戦略は、元の事業モデルである、エンタプライズの運用管理、いわゆるManaged Service Provider事業であり、その事業モデルに合致する技術を買収で対象にしてきた。また、運用管理に加えて、企業の従来のホスティングサービスに新たな クラウドの導入に対してコンサルテーションを提供するサービスも4Base社の買収等を通して強化してきており、他のIT企業とは少し異なる戦略をもって クラウド事業の市場を確保しようとする状況が伺える。

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