海外旅行・出張危険回避講座 (一読さえすればリスクは最小、そしてあなたは、海外旅行のプロ) その40 お尻元気に海外旅行!
海外旅行・出張危険回避講座
(一読さえすればリスクは最小、そしてあなたは、海外旅行のプロ)
その40 お尻元気に海外旅行!
すでに世界の民族は、大きい方をした後、紙で拭くだけの不潔な民族と、必ず水で洗い落す清潔民族に分けることができる。その中でも頂点に立つのが、日本人だ。
前回に、述べたように、日本人の大半が、ウォッシュレットを使用するようになっていることから、お尻キレイキレイが普通の状態になって、海外でウォッシュレットの入っていない旧トイレを使い出し、紙で拭くだけの処理を何日か続けていると、肛門の周りがバイキンに感染して、爛れてくることがある。
タイなどの、トイレの便器の横に、ホースやジェット水圧での洗浄機が付いているところだと、局部を洗えばよい。いや、必ず洗うこと!その時には、左手を使って、直接洗えばよい。
中近東やインドやネパールなどでは、超近代ホテルでない限り、水道で洗う設備が付いているだろうから、しっかりと利用しよう。
問題は、米国や欧州だ。我々ウォッシュレット・きれいきれい人種から見ると、どうして紙だけで拭いて菌が肛門の周りの粘膜に炎症を起こさないのか、不思議だ。
私は、欧米を旅するときには、TOTOの携帯式ウォッシュレットTravel Washlet YEW300(現在のタイプはYEW360、アマゾン価格で6500円ほど)を持参し、ズボンの後ろのポケットに入れている。
これは、水タンクが付いた電池式のウォッシュレットであるから、水タンクの容量も少ない。したがって、心地よく使っているとすぐに切れてしまう。
この携帯式ウォッシュレットの正しい使い方は、まず、紙を使って、便を何度かぬぐい取り、トイレットペーパーに付着を認めなくなったら、座っている便器の股の間から右手でこの機械のノズルを差し込んで、局部に噴水しながら、左手の指で局部を洗うことである。
万が一、携帯式ウォッシュレットがない場合は、ホテルのバスタブのシャワーをうまく使うこともできる。バスタブの端にお尻を置いて、シャワーで洗えばよい。間違っても、洗面台にお尻を置いて、洗ってはいけない。洗面台が壊れたら、補償問題になる。
私のお勧めは、ペーパータオルを丁寧に細く畳んで、それを便所に入る前に、洗面台で水を含ませて、便所に持ち込む。事が終わったら、丁寧に、爛れないように、便をふき取ったあと、その水を含んだペーパータオルで、肛門を優しくふき取ることだ。
海外では、私はペーパータオルを畳んで、大便3回分程度のタオルをズボンの後ろのポケットに入れている。これがあれば大丈夫だ。拭き取ったあとは、使ったペーパータオルを正しいところに捨てることが大切だ。ペーパータオルは、便器内に捨ててはいけないことが多い。
ポイント
1)海外では、歯をみがくように、事後には肛門を水洗いしよう。
2)私の亡き父親の残した言葉、「お尻は洗っていれば痔にならない。なったら洗っても治らない」
3)携帯式のウォッシュレット、ウェットタオルなど、工夫をしながら、清潔に保つことが、海外での元気旅行のコツである。
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