オルタナティブ・ブログ > リズムリアリズム(from Tokyo and Thailand) >

ヤルキ、ゲンキ、ユウキ、ホンキ、○○○、あなたは5つ目に何を想像しますか?あと素敵なタイ旅行は好きですか?

タイ語キーボードのキーレイアウトが…(iOS6) タイブログ

»

タイ人「ヒロ!困った!直してくれ!」

僕「あん?」

タイ人「iPhone4SをiOS6にアップデートしたら
 タイ語キーボードがおかしくなった!
 直してくれ!」

僕「おかしくなった?」

僕がルン(おじさん)と呼んでいる60代前半の
タイ人から声がかかった。

慌ててめちゃくちゃな日本語をしゃべるルンを
落ち着かせてよくよく話を聞いてみると、
iOS5→iOS6にアップデートしたらタイ語の
キーボードのレイアウトが変わってしまって
困っているという話だった。

iOS5のタイ語キーボードを知らないので
何が変わったのかルンの奥さんの
iOS5と比べてみた。

左がiOS6、右がiOS5のタイ語キーボード。
Ios56

なるほど、解った。
タイ語は子音、母音、声調記号があり、1画面に
全てのタイ文字を表示するのは不可能。

左下の上矢印ボタン(なんと言うの?)を押すことで
文字表示を切り替えるのだが、iOS5は上矢印ボタンを
2回押すことで一周するのだが、iOS6ではキーレイアウト
を狭めて、1回押すだけで一周するように変更されていた。

iOS6でキーレイアウトを狭めたというのが問題だったようだ。
ルンは老眼であることに加えて指が太いせいで、
iOS6のキーレイアウトだと誤入力が続発してしまうらしい。

僕「ルン、これは仕方が無いよ。あきらめてくれ」

ルン「ヒロ、なんとかして」

僕「無理!指をダイエットして!」

iOS6のタイ語キーボードのレイアウトは
お年寄りには厳しかったようだ。

結局、ルンはiOS6、奥さんはiOS5に居座るという
状態になってしまった。

これが続に言うiPhone別居である。
(言わない、言わない)

僕もAndroidスマホに変えてフリック入力になったら
メールの誤入力が増えた。
さっき送ったメールを見返して驚愕した。

「おるかれさまです。今帰りれす。
 メールおそくらっれすみません。
 明日はもうすこ少し早く集まれそうです。
 13時頃にしまうか?」

いつぞやの酔っ払い大臣のような喋りになっていて心底参った。
これからは送るメールを必ず見返すようにしないといけない。
なんかプライベートのメールでも仕事のメールを
見ているような気がしてくる。

ルンが小さい画面に背中を丸めて向かっているのを見て
お年寄りの背中が曲がってしまう原因のひとつに、
スマホが加わる日も近いかもしれないとちょっと思った。

さてと、今日もピーンと背筋を伸ばしてマイペンライで行こう。

Comment(0)