NHK韓国ドラマ「スポットライト」、堂々・金曜日22時台に登場
番長に社交辞令で「韓国ドラマについても書いてくださいね」と言われたからといって、まだ本格的なITモノの記事を1つしか書いていない段階でほんとうに韓国ドラマ・ネタをやっていいのかと、ちょっとびくびくしながらも、やってしまいました。
そう、今日から、あの韓国ドラマ「スポットライト」が、冬ソナ、チャングムで有名な土曜日23時台ではなく、稲垣結衣や中井貴一が出演しているTBSの金ドラ「スマイル」や日テレの「金曜ロードショー」をやっている金曜日22時台に登場するのです。 この「スポットライト」、韓国MBC報道局の全面協力で制作された、TVニュースの現場を描く“専門職ドラマ”で、4月からBS2で毎週日曜日21時からやっています。すでに全16話中11話までが進行していますが、最近これに完全にはまってます。google で「スポットライト」で検索すると、ほんとうは照明関係や家電サイトがヒットするべきなでしょうが、「スポットライト」の公式TV番組サイトがヒットするのも笑えます。
何が良いって、どことなく若かりし頃の中島みゆきに似ている、主演で女性記者ソ・ウジン役のソン・イェジンのしゃべりが軽快なのと、共演者に有名な韓国ドラマの常連さんがたくさんいて安心してみていられることです。ウジンの鬼上司の報道局社会部キャップのオ・テソク役のチ・ジニは「チャングムの誓い」のチャングムの恋人ミン・ジョンホですし、ウジンのお父さん役のチョン・インテクは同じく「チャングムの誓い」で自殺と見せかけ身を隠した偉いお医者さんだし、ウジンのお母さん役のクム・ボラは「チャングムの誓い」ではコミカルなチャングムの育ての親役を、「春のワルツ」でもチャハの育ての親役をやっていた人です。
でも、このドラマ、実はぜんぜん「韓国ドラマ」っぽくないんです。出生の秘密もなければ、どろどろの家族関係もない。不治の病もなければ、交通事故もない。韓国固有の感情の「恨(ハン)」もない。逆に、今までの韓国ドラマ・ファンと違う視聴者層を取り込んで、結構、金曜日22時台の視聴率を持って行くかもしれませんね。