Mind Map と UML を使った、アジャイルモデリング記事
一昨年から温めて続けてきたアイディア、マインドマップをソフトウェア開発に活かす手法だが、今回、英語の記事が Stickyminds.com Original Article として公開されました。
http://www.stickyminds.com/r.asp?F=DART_11861
Stickyminds は、「Better Software Magazine」のウェブ版。アジャイル関係の記事も多いサイト。内容は、Mind Map のソフトウェア開発での活用方法。Mind Map とは何か、なぜ、Mind Map なのか、どんな場面で使うのか、どうやるのか、という What/Why/When/How を書きました。
What で起源や概念を説明したあと、Why では、「素早く描ける」、「記憶に残る」、「一覧性」、「半構造」、を強調し、Whenとしては、「議事ログ」、「セミナーノート」、「概念分類」、「ユーザー要望の聞き取り」、「本のまとめ」、「プレゼン」を上げました。そして、How としては、「ユーザー要望の聞き取り」にフォーカスし、最後に UML との連携を示唆しています。ぼんやりしているソフトウェアの要求を半構造のマインドマップで捕捉し、それをセマンティクスの強いUMLでモデリングしていく、という例を提示しました。
結論は、「人間のアイディアをまとめていくときに、構造を最初から意識せずラフに書くことができ、また後で思い出しやすい、という特徴を持ったマインドマップが使える」ということ。ソフトウェア開発の中で、このような場面が多く存在していることに気づきます。また、
アイディア(無構造)→マインドマップ(半構造)→UML(構造)
という流れを、1つの例として書きましたが、それぞれの場面で用途に応じたツールがあったらなおよい、ということです。
そして、これをサポートしているのは、JUDE だけです(^_^)。
http://jude.change-vision.com/jude-web/index.html
今後ともよろしくお願いいたします。