テスト駆動経営
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Joshua Kerievskyは、Industrial XP のプラクティスとして、ユニットテスト、受け入れテスト、に加えて、さらに上位の「経営テスト」を入れている。企業のIT投資においては、その効果が本当に得られたか、という評価を行なう必要があり、これをもITシステム開発の上位レベルからテストとして記述しよう、というアイディアである。「正しくない」システムをいくら「正しく」作ってもしょうがない。満たされるべきビジネスゴールから、ITシステムの仕様は導き出されなくてはならない(これは、要求開発の標語でもある www.openthology.org )。
以下は、アップル社のiTunesに関する経営テストである。
アップル社のiTunes経営テスト
この新しいサービスは、公開後の最初の一ヶ月で少なくとも100万本のダウンロードを記録すること。
ビジネスゴールを「テスト」によって記述している例だ。このテストを通過することが、ITシステムの仕様が満たすべき最終テストとなる。
http://www.industrialxp.org/testDrivenManagement.html
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