"J and Beyond"と呼ばれるJoomla国際会議
"J and Beyond"と呼ばれるJoomla国際会議がオランダのケルクラーデ市で2011年5月6日から8日まで開催される。
2010年5月30日~6月1日にJoomla国際会議らしきイベントがドイツのウィースバーデン市(ドイツ中西部、ライン川中流の北岸に臨む都市。出版業が盛んで温泉・保養地としても有名な都市)で開催された。
そのイベントをもっと国際的に広げるために2011年に本格的なJoomla国際会議がオランダのケルクラーデ市で開催されることになった。
現時点では、まだ詳細は決まっていない。
前回の"J and Beyond"Joomla国際会議では、200名近いJoomlaユーザー、開発者、デザイナーなどがヨーロッパ各地から集まったようだ。参加費用も99ユーロ(約1万1000円)で3日間のランチ、ソフトドリンク、コーヒーとケーキ代が含まれていた。
Joomlaは、現在、ヨーロッパで最も利用されているオープンソースCMSになっている。
2011年5月6日から3日間で開催される予定のJoomla国際会議は、ヨーロッパのJoomlaユーザーグループが中心になってイベントのスポンサー探しから企画、運営、スピーカー依頼まで全てボランティアでなされている。
昨年は、オーストラリアのJoomlaユーザーグループ(メルボルン)が世界会議を企画したが企画倒れになったしまった。
来年のオランダのケルクラーデ市で開催されるJoomla国際会議がヨーロッパだけでなく米国、アジアを含めて多くの参加者が集まればグローバルスタンダードのCMSとしてより脚光が浴びるだろう。
オランダのケルクラーデ市まで日本から行くのは、ちょっと、遠いかも。観光と休暇を含めて2週間ぐらいの旅行を計画する必要がある。ゴールデンウィーク期間中であるから旅費も高い。
なんとか日本で開催が出来ないものだろうか。
と言っても日本でのJoomlaの知名度はまだまだ知る人ぞ知るCMSだ。多くの人が気軽に使うCMSホームページシステムにするには、もっと多くのJoomlaユーザーが増えないと駄目だろう。
Joomlaサイトを使うだけならば、一般の人でもできるがサイト構築となると一般の人では無理だ。奥の深いCMSであるからだ。
最新のバージョンにしておかないと絶えずハッキングの対象になる。昨日もIE6を使ったハッキングの予備調査らしきアクセスが特定時間に集中していた。いろいろな国からだ。踏み台にされているコンピューターからアクセスしていた。
一般の人では、これに対してJoomlaでどの様な事をすれば良いか分からないかもしれない。
PCでホームページ作成ソフトを使って作る通常のホームページとシステムでサイトを作るホームページの違いの一面がこんな所に出る。
ウエブ業界は、ブログからCMSにビジネスを移行してきている。CMSで検索してみれば、こんなに多くにCMSがあるのかというほどリストに上がってくる。
日本製のCMS、有償ライセンス海外製のCMS、ブログなのだがCMSと言っているCMS、そして、オープンソースCMS(ほとんどが海外製)だ。
どれを使おうがお客さまのニーズを満たすものであれば構わない。一つに固守する必要はない。私がJoomlaに固守しているのはJoomla CMSに惚れてしまったからだ。
惚れた人からは離れられないという状態になっている。