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【PHP7対応CMS】 Joomla 3.5リリースでサイト応答スピードが従来の2倍!

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PHP7対応のレンタルサーバーのホスティング会社はまだ少ないがPHP7対応のレンタルサーバーでJoomla 3.5を稼働させるとPHP5.6よりも2倍ほど応答スピードが速くなる。CMSサイトは、データベースにあるデータを使ってPHPプログラムがページを自動生成する。そのため、どうしても静的サイトよりも応答スピードが遅くなる。

Joomla CMSも他のCMS同様にこの問題を抱えている。PHP7対応のオープンソースCMSとして3.5バージョンが本日リリースされた。既に事例サイトとして前のバージョン3.4.8から3.5にバージョンアップしてそのサイト応答スピードを試してみた。

私のインターネット環境では、十分サイト応答スピードが向上している。PHP5.6よりも速くなっているのが体感できる。

今回のJoomla 3.5バージョンでは、いくつかの目立った追加機能が有る。実際、34の新規機能が追加されているが、一般ユーザーが違いを理解できるのは以下の機能である。

1.ページ編集画面に画像データを直接PCからDrag & Dropする機能
2.新しいバージョンがリリースされた時にサイト管理者宛に通知メールが送信される
3.ページ編集画面にモジュール機能を埋め込むEditorボタンが提供される
4.カテゴリーブログ機能でブログページをランダムに表示させるオプション機能が追加される
5.PHP7に対応しサイト応答スピードをPHP5.6の2倍速くする
6.システムが発行する差出人メールアドレスが機能するかをテストするテストメール・ワンクリック送信機能

Joomla CMSの特徴として多言語ホームページやポータルサイト構築に最適であり、標準でスマートフォンやタブレットの画面に最適化されるシステムである。海外観光客向け情報発信サイトとして活用が期待されている。

管理画面にログインする時に管理画面の言語を指定できる。言語が違う担当者が同時に管理画面にログインしてもその担当者の限度で管理画面メニューが表示される。例えば、米国の担当者が英語で管理画面にログインして英語でページ作成をする。同時に台湾の担当者が中国語で管理画面にログインして中国語でページ作成をする。さらに、マレーシアの担当者がマレー語で管理画面にログインしてマレーとでページ作成をする。こんな事が簡単にできる。

Joomlaはオープンソースであるので無料でダウンロードし、サイト構築が出来る。
ただ、
Joomlaを知らない素人向けではない。Word Pressでサイトが構築できてもJoomlaでは構築が出来ない可能性が高い。奥の深いCMSであるからだ。

Joomlaで問題がある時は、こちらまでお問い合わせください(有料サービス)。


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