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『まさにベンチャーはアドベンチャー』取引先のベンチャー経営者がいつも私に言っていました。傍から見れば楽しそうでほほえましくも、当事者はみな真剣。そんなベンチャーで発生するさまざまな出来事、珍事、事故…などを真面目につづっていきたいと思います。

『Risk』 ≒ 『Volatility(変動性の大きさ)』

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こんにちは、最近、BEAMS店長の『着させて、褒めて、押し売りしない』絶妙の営業に関心した藤岡です。

さて、企業経営における『Risk』の考え方について、みなさんはどう認識されているでしょうか?

一般的には

『Risk』 = 『危機』、『危険に遭う可能性』、『不確実性』

と考えられているかと思います。

先日、電動バイクベンチャーの徳重徹社長と飲みながらベンチャー談義をしている際に、

「藤岡君、ベンチャーをやるんであれば、『Risk』 とは 『Volatility(変動性の大きさ)』 と考えた方がよい。」
と言われ、なるほどと思いました。シリコンバレーで多くのベンチャーも見ておられ、現在も果敢にチャレンジしている徳重さんの言葉だけに強い説得力がありました。

『Volatility』 = 変動率・変動性の大きさ。
 マイナスへの振れ幅が大きい反面、プラス側への振れ幅も大きいことにもなります。

ネガティブな意味の『Risk』にばかり目を向けていれば事業に取り組むのが怖くなるが、

『Risk』 ≒ 『Volatility』と認識し、プラス面も併せて考えることで、敢えてチャレンジする気持ちを奮い立たせることができると思う。

ベンチャー経営者は基本的にポジティブと言われるが、『Risk』を『Volatility』と置き換えて考える徳重社長の考え方もまさにポジティブ。

徳重さんと別れた後、「最近、大きな失敗をしていないなぁ、、」と感じました。

ネガティブな意味での『Risk』ばかり気にして、大きなチャレンジをしていない自分に気づく。

一歩踏み出して、『Risk』を取る気持ちになった渋谷の夜でした。

テラモーターズのリリース予定の電動バイクです。Coolですね。

テラモーターズ.png

(株式会社アマテラス 藤岡清高)








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